2018年8月5日日曜日

中日本新人王決定 9.30西部日本王者と対抗戦へ

 5日、愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールにて中日本新人王決勝が行われ、各階級の新人王が決定した。

 各階級の勝者は9月30日、鹿児島で行われる西部日本新人王との対抗戦を戦い、勝者が西日本新人王決定戦へと進出する。三賞と各階級の結果は以下の通り。

最優秀選手賞 岡崎駿一(中日)
技能賞     英洸貴(カシミ)
敢闘賞     太田アレックス(西遠)

■中日本新人王各決勝(4回戦)
◇L・フライ級
太田アレックス(西遠)[引き分け(39-39×2、38-39]マンモス和則(薬師寺)
※優勢点により太田が勝者扱い

 昨年11月(マンモスの3回TKO勝ち)以来の再戦は両者合わせて4度のダウン応酬の激闘。 まず初回、マンモスが突っ込んで来たところに太田が左フックを引っかけ先制のダウンを奪うと、マンモスは打撃戦に持ち込み左ストレートで倒し返す。3回、今度はマンモスが先に左ショートのカウンターからスイング連打で太田を倒すと、続く打ち合いから最後は右でカウントを聞かせた太田が、優勢点による裁定で勝ち上がった。

◇S・フライ級
岡崎駿一(中日)[KO1回2分2秒]堀井翔平(トコナメ)

 長身の岡崎が正確な左からの右を放つと、堀井の鼻からは早くも出血。最後も岡崎の左からキレイに繋いだ右ストレートがクリーンヒットし、堀井が崩れるように倒れると、カウント途中でタオルが投入された。岡崎は嬉しい初KO勝利。

◇バンタム級
大森雄貴(三津山)[3-0(40-37×2、40-36)]青柳冴亮(浜松堀内)

 デビュー戦の青柳に対して、昨年も中日本決勝の舞台に立っている大森がジリジリ圧をかけて前に出る。終始プレッシャーをかけていた大森は何度か攻勢を強めるが、その度に青柳は必死に応戦。しかし最後も打ち合いに行った大森がフルマークの判定で勝利した。

◇S・バンタム級
英洸貴(カシミ)[3-0(40-36×2、39-37)]後藤憬(中日)

 細かく右で牽制するサウスポーの後藤。それに構わず強い踏み込みから右をぶち込む英。さらに英は強い踏み込みの右ストレートだけでなく、右を上下に、そして左ボディとパンチの種類を増やしていく。終盤、体格に勝る後藤が勝負をかけて、接近戦でのもみ合いからの打ち合いを挑むが、英は正確で力強いブローで打ち返した。

◇フェザー級
嶋田光高(緑)[3-0(39-37×2、40-36)]中野元気(トコナメ)

 開始から頭を付けて打ち合う両者。頭を下げて必死に距離を潰そうとするのは中野。そんな中でも嶋田は強烈なボディを打ち込み押し返す。最後まで接近しての打ち合いに活路を求めた中野だが、正確で強いパンチを当て続けた嶋田が押し切った。

◇S・フェザー級
太田卓矢(とよはし)[3-0(39-37×2、39-38)]神谷啓太(畑中)

 距離を取って動きながらリズム良くパンチを繋ぐ太田に、神谷はカバーしながら前へ。初回終了間際、太田の左フックで大きくよろめいた神谷だが、それでも前進は変わらない。3回には神谷がボディブローで太田をロープへと追い込む場面も増えてくる。

 しかし直後の太田のボディで神谷は失速。ここが大きな分かれ道だった。最終回、疲れの表情を見せながらも強烈なパンチを振るい続けた太田が、動きの戻った神谷を振り切った。

◇S・ライト級
冨田雅季雄(三津山)[2-1(38-37×2、37-38)]近藤裕真(畑中)

 開始と同時に右ストレートをクリーンヒットした近藤は、冨田の左右フックをブロックしながら、右を中心にヒットを重ねて序盤をリードする。しかし冨田はプレッシャーを強め、3回には打ち合いから左右フックを打ち込み、近藤からダウンを奪った。右目下の腫れ、左目上のカットにも負けずに応戦した近藤だが、冨田の圧力が上回った。

◇ウェルター級
松井敦史(薬師寺)[TKO1回2分4秒]廣中大介(とよはし)

 頭を付け合う距離から松井は強烈なボディを叩き込みスペースを作ると、細かな連打を浴びた廣中は崩れるようにダウンした。再開後も松井は同じく連打で廣中の動きが止まるとレフェリーが割って入った。

 フライ級は相手棄権により服部琢磨(市野)が、出場者が1人だったミニマム級はブル弘師(トコナメ)、ライト級は松岡蓮(浜松堀内)がそれぞれ中日本新人王に決定している。ミドル級のエントリーはなかった。