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ボクシングルネサンス18 メインでアンドラーデ勝利

2018年12月15日 18時48分

 メキシコでプロモーター兼トレーナーとして活躍する古川久敏俊氏が主宰する「ボクシング・ルネサンス18」が現地時間12日、メキシコシティの日墨会館大広間で開催され、アマ3試合、プロ5試合が行われた。

来日経験もあるアドラーデがメインで勝利

 メインイベントには、日本で今年4月、無敗の世界ランカーの中谷潤人(M.T)と対戦し、8回負傷判定で敗れたWBC・L・フライ級9位のマリオ・アンドラーデ(メキシコ)が登場した。

 ベテランのガブリエル・ラミレスと8回戦は、ファイターのラミレスが初回から猛然とダッシュするが、アンドラーデは柔軟なボディワークとステップワークで外し、的確なカウンターを決めた。

 この試合に向けて高地で走り込み、十分な準備を積んできたガブリエルも左フックを時折決めたが、アンドラーデが素早い反応で追撃を断ち切り、3-0判定勝ちを収めた。

 試合後、パイオニア、カシオ、JFCなどのメキシコ在住の日本企業のスポンサーから、カ一オ一ディオ、時計、お米、などの副賞が贈られた。

海外で戦う江尻(左)はメキシコ初戦を飾れなかった

 日墨プロ対決は、愛知県出身の江尻和磨が地元のダニエル・ハシントとフェザー級4回戦。フイリピン、セブ島でプロ7戦(4勝3KO3敗)のキャリアを持つ江尻のメキシコ第1戦は、初回から壮絶な打撃戦が展開され、最後はハシントが3-0判定勝ちを収めた。

日本に留学経験のあるアマの岡元

 日墨対決のアマ部門は、宮崎・日章学園高校に1年半留学していた日系2世の岡元翔が、アマ15勝5敗のへロ二モ・エルナンデスと3回戦。スピ一ドと技術に優る岡元が、アウトボクシングでクリーンヒットを重ね、3回のへロニモの反撃をしのいで僅差の判定勝ちをおさめた。次回は来年2月22日を予定している。

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