2019年3月10日日曜日

ポーターが2-1判定でWBCウェルター級V1
井上尚弥に敗れたパヤノは再起戦白星

 米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク(旧称スタブハブ・センター)で9日(日本時間10日)行われたWBC世界ウェルター級タイトルマッチは、王者ショーン・ポーター(米)が挑戦者ヨルデニス・ウガス(キューバ)に12ラウンド、2-1判定勝ち。昨年ダニー・ガルシアとの決定戦で獲得した王座の初防衛を果たした。

 試合は接戦だった。身長で勝るウガスが左ジャブを王者のボディーに集めて先制。これにポーターは右を返して対抗。前がかりなウガスがやや押し気味で中盤に進んだ。

 ここでポーターは俊敏な動きでキューバ人のパンチをかわすと左ジャブを断続的にコネクトして盛り返す。頭脳戦の様相を呈した試合はそれでも、ラウンドが進むにつれ、両者とも顔面の腫れが目立ち、お互いにパンチの効果があることを印象づける。

 10回、ポーターは右マブタをカット。会場の声援をバックに挑戦者がやや押し気味。しかし11回終了間際、左でキューバ人のバランスを崩させたポーターが決定打を回避してゴールテープを切った。スコアカードは割れ116-112、115-113(ポーター)、117-111(ウガス)で王者がベルトを守った。以前IBF王座も保持したポーターは30勝17KO2敗1分。ウガスは23勝11KO4敗。

 同じリングでWBSSバンタム級準々決勝で井上尚弥(大橋)に初回KO負け後の再起戦を行った元WBAバンタム級王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が同級8回戦でダミアン・バスケス(米)に3-0判定勝ち。スコアは79-73、80-71×2でパヤノだった。

■ウェルター級世界王者

WBAスーパー キース・サーマン(米=V5)

WBA正規 マニー・パッキャオ(比=V1)

WBC ショーン・ポーター(米=V1)

IBF エロース・スペンスJr(米=V2)

WBO テレンス・クロフォード(米=V1)