アマチュアで4度の全国大会に優勝した平塚駿之介(24歳)が大橋ジムからプロ転向することになり、18日大橋秀行会長とともに都内で記者会見を開いた。

大橋ジムからプロに転向する平塚㊨
平塚は栃木県出身。作新学院高校―駒澤大学とアマの有力校でリングに立ち、22年の地元栃木国体で優勝したのがアマ・キャリアで一番うれしかったことという。また駒澤大4年生の時には主将としてチームを関東大学リーグ戦優勝に導いたこともある。卒業して社会人になった昨年には、国体と全日本社会人選手権大会でも優勝。これを機にプロ転向を決意した。
所属ジムとして大橋ジムを選んだのは、学生時代に何回か練習したことがあり、「自分が強くなれる、成長できる場所だと直感したので決めた」という。ジムの看板、井上尚弥の存在も大きかった。井上尚弥は理想のボクサーと言い、「なんでもパーフェクトなんで、井上選手の背中を追いかけてこれからも頑張って勝負していきたい」と平塚は語った。
栃木県出身のチャンピオンといえば6月に亡くなったガッツ石松があまりにも有名だが、平塚も「自分もガッツ石松さんのように栃木を象徴するような選手になりたい」と大きな夢を明らかにした。
平塚は右のボクサーファイター型で、得意なパンチはと問われると「右のカウンターです」と答えた。アマで51勝8RSC14敗。一番悔しかったのは「吉良大弥と2戦して、いずれも3―2判定で負けたこと」と言い、プロでのリベンジを期している。
元アマのトップ選手がひしめく大橋ジムには、ひと足先に契約した同じ駒澤大学の後輩で明日19日にプロ・デビューする中山聖也もいる。仲がいいというが、「後輩に負けられない」との思いもあると認めていた。
大橋会長は「平塚は基本に忠実で真面目な選手。いま大橋ジムで一番長く練習している。時間をかけて強くなるタイプ」と期待を寄せている。来月28日にプロテストを予定し、年内にもデビュー戦を行うとのことだ。


