西部日本新人王2階級で決定 熊本の試合から

本田フィットネスジム主催の「火の国ファイティング2026」が26日昼、フードパル熊本であり、西部日本新人王決勝戦2組を含む6試合が行われた。

タイ選手を派手に倒す山内

当初この興行には4年前に引退した元WBA&IBF世界S・バンタム級王者のダニエル・ローマン(米国)の再起戦が行われると伝えられていたが、試合報酬等の条件で合意に至らず、中止になっていた。

新人王決勝は2試合とも判定が割れた。この日の最終戦として用意されたS・ライト級は、地元の野上一馬(本田フィットネス)が遠藤拳匠(ミサイル工藤)に2-0判定勝ち。野上は強気にプレスをかけ続け、ワンツー、右ストレートを決めた。遠藤も時折右ストレートを反撃し、2回には右をクリーンヒットして野上を後退させたものの、試合の流れを変えられなかった。スコアはジャッジ2人が40-36、39-37で野上の勝ち、残る1人は38-38の引き分けだった。

勝った野上(21歳)は今年が2度目の新人王挑戦。これで戦績を5勝2KO4敗とした。一方敗れた遠藤は1敗1分の戦績となった。

もうひとつの新人王決勝(バンタム級)では、宮里駿太(オキナワ)が小野鷹海(本田フィットネス)に2-1の判定勝ちで優勝を決めた。サウスポーの宮里はひんぱんに右ジャブを放って試合の主導権を握り、2回には左を強打して小野を後退させたが、その後は小野にねばられダウンは奪えず。判定は2人が39-37で宮里の勝ち、残る1人は39-37で小野の勝ちとしていた。勝った宮里は5勝3KO1敗1分、小野は1勝1敗となった。

野上と宮里は9月23日に大分で西部日本代表として中日本代表との対抗戦に臨み、さらに11月の西軍代表決定戦で西日本代表と対戦し、この勝者が12月の全日本新人王決定戦に出場する。

この日唯一の6回戦では、4年ぶりに地元熊本のリングに上がった山内翔貴(本田フィットネス)がタイのノーランカー、ティーラパット・クンスーンヌーンに2回1分29秒TKO勝ち。この回左ジャブを受けたタイ選手は前のめりに倒れ、これは立ち上がったものの、山内が右ストレートを決めてフィニッシュ。倒れたティーラパットに、ノーカウントでストップ宣告。

その他の試合結果は以下の通り――。
◆S・ライト級4回戦
田中珠璃(本田フィットネス)[判定(2-0)]中尾幸太郎(北島)
◆S・ライト級4回戦
片岡一平(本田フィットネス)[判定(3-0)]塩尻りんたろう(鹿児島)
◆ライト級4回戦
宮本時代(本田フィットネス)[引き分け]福島拓(北島)

試合結果(日本語)
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