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元IBF・S・バンタム級王者 岩佐亮佑が引退式「幸せだった」

2023年9月2日 20時57分

 元IBF世界S・バンタム級王者、岩佐亮佑(33歳)の引退式が2日、後楽園ホール「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT vol.6」で行われた。

イーグルアイに惜別の10カウント

 リング上には岩佐の師匠で、日本プロボクシング協会の小林昭司会長、元WBO・S・フェザー級王者の伊藤雅雪さんらがリングに上がり、引退する岩佐をねぎらった。

 マイクを持った岩佐は「プロ15年、日本チャンピオン、東洋チャンピオン、世界チャンピオンになり、世界チャンピオンに返り咲き ボクシング人生、うまくいかないこともあったけど世界チャンピオンになれて幸せだった。ずっと育て、支えてくれたみなさんのおかがだと思います。引退はしますが、僕の人生を変えてくれたボクシング界には違う形で携わりたい。プロボクサーのセカンドキャリアを考えて応援していきたい」とあいさつ。惜別の10カウントゴングが打ち鳴らされた。

 岩佐は千葉・習志野高で高校3冠を達成。卒業後の08年8月にプロデビュー。スピードとテクニックを併せ持つサウスポーとして将来を嘱望された。初のタイトルマッチとなった11年3月の日本タイトルマッチで王者の山中慎介と激闘を演じて敗れたものの、語り草となる名勝負となった。

 その後、日本王座、東洋太平洋王座を獲得したものの、17年9月に小國以載(角海老宝石)を下して2度目の世界挑戦でIBF・S・バンタム級王座を獲得。V2戦で敗れたものの、19年12月にIBF・S・暫定王座に突いた。21年4月、WBA王座も保持するIBF正規王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に敗退。今年4月、ジェフェスリー・ラミド(米)に敗れた試合がラストファイトになった。戦績は33戦28勝18KO5敗。

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