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世界上位ランカー 栗原慶太はOPBF防衛戦 あす井上岳志、石澤開、藤田健児も出陣

2023年10月11日 15時22分

 あす12日、東京・有明アリーナで開催される鳴る「FEDELTA Presents TREASURE BOXING PROMOTION 4」はアンダーカードも充実。出場選手は全員、前日計量をクリアした。イベントの模様は16時からU-NEXTがライブ配信。試合開始は16時30分で、当日券は同会場で12時30分から発売となる。

セミの栗原(右)とサルダール

 セミでは栗原(17勝15KO7敗1分)が3月に千葉開とのダイレクトリマッチで奪い返した東洋太平洋バンタム級王座の初防衛戦。フライ級で世界挑戦経験を持つフローイラン・サルダール(フィリピン=33勝23KO7敗1分)を迎え撃つ。34歳のサルダールは7月、アウェーで元2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に敗れてからの再起戦。

 栗原は「サルダール選手は世界の強豪と戦ってきた選手。自分にとって試される試合でいい結果を出したい」と意気込みを語った。強打が売りの栗原の世界ランキングはWBC3位、IBF4位で念願の世界挑戦に近づくためにも負けられない試合だ。

第1試合が井上岳志(右)のタイトルマッチ

 あすは16時30分開始予定の第1試合からタイトルマッチが組まれた。WBOアジアパシフィックS・ウェルター級王者の井上岳志(ワールドS=19勝12KO2敗2分)はティーラナン・マートサリー(サエンガナン・シットサイトーン=タイ=27勝7KO2敗)と2度目の防衛戦を行う。33歳の井上はIBF11位にランクされており、2度目の世界挑戦を目指している。

 井上は「第1試合は人生で初めて。日本選手にいいバトンが渡せるようにKOで勝ちたい」と快勝を目標に掲げた。

ホープ藤田(右)はサンティシマと

 第2試合は元トップアマ、藤田健児(帝拳=4勝3KO)が元世界ランカーのジョー・サンティシマ(フィリピン=22勝19KO6敗)とフェザー級8回戦。サンティシマは5月に来日し、堤駿斗(志成)との東洋太平洋同級王座決定戦に判定負けして以来のリングとなる。

軽量級の強打者、石澤(右)も登場

 第3試合は元日本ミニマム級王者の石澤開(M.T=11勝10KO2敗)がビンス・パラス(フィリピン=19勝15KO)とフライ級8回戦。WBO・L・フライ級13位にランクされるパラスは18年5月、IBFミニマム級王者だった京口紘人(ワタナベ)に挑み、大差判定負けしたものの3回にダウンを奪って気を吐いた。

■FEDELTA Presents TREASURE BOXING PROMOTION 4
◇S・バンタム級10回戦
ジョンリール・カシメロ(比)×小國以載(角海老宝石)

◇東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦
王者 栗原慶太(一力=53.4キロ)×挑戦者 フローイラン・サルダール(比=53.2キロ)

◇バンタム級8回戦
サウル・サンチェス(WBOバンタム級10位=米=53.5キロ)×RV・デニエガ(比=53.1キロ)

◇フライ級8回戦
ビンス・パラス(比=50.6キロ)×石澤開(M.T=50.7キロ)

◇フェザー級8回戦
ジョー・サンティシマ(比=57.1キロ)×藤田健児(帝拳=57.0キロ)

◇WBOアジアパシフィックS・ウェルター級タイトルマッチ12回戦
王者 井上岳志(ワールドS=69.8キロ)×挑戦者 ティーラナン・マートサリー(タイ=69.1キロ)

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