April
22
Tuesday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

21°C Clouds
Tokyo

Home > Match Information > 寺地拳四朗の対抗王者 ノンティンガまさかの王座陥落 無名クリエルが一撃KO勝ち

寺地拳四朗の対抗王者 ノンティンガまさかの王座陥落 無名クリエルが一撃KO勝ち

2023年11月5日 9時52分

 モンテカルロで4日ゴングが鳴ったダブル世界タイトルマッチの一つ、IBF・L・フライ級戦は、挑戦者12位アドリアン・クリエル(メキシコ)が王者シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)に2回1分9秒KO勝ち。ノンティンガは2度目の防衛に失敗した。

 初回、積極的に手数を繰り出すクリエルがリードしたように思えた。2回、クリエルの右が王者に炸裂。ロープ最下段に頭を打って大の字になったノンティンガは失神。レフェリーはノーカウントで試合を止めた。

 クリエル(24)は24勝5KO4敗1分。リング上のインタビューで「6歳からボクシングを始めて夢のような勝利だ」と感無量。KO率の低さと平凡な戦績をついて聞かれると「これまで自分のクラスとは言えないフライ級で戦ってきたのが原因。今日は適正クラスでリングに上がれた」と語った。

 初黒星のノンティンガ(24)は12勝9KO1敗。南アフリカ唯一の世界王座から転落した。

 現在、IBFのL・フライ級は前WBC王者で指名挑戦者の矢吹正道(緑)をはじめ6人の日本人選手がランクされており、新王者への挑戦争いが注目される。

 同じリングで行われたWBCウェルター級シルバー王座戦は、王者でWBC3位のスレイマヌ・シソコ(フランス)がイサイアス・ルセロ(メキシコ)に12回3-0判定勝ちで防衛。スコアは118-108×2に117-111でシソコ。

■L・フライ級世界王者
WBA 寺地拳四朗(BMB)
WBC 寺地拳四朗(BMB)
IBF アドリアン・クリエル(メキシコ)
WBO ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)
WBO暫定 レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)

Related article
関連記事
モバイルバージョンを終了