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大阪府警出身、井上彪が5戦目でWBO-AP・L・フライ級タイトルに挑戦

2024年2月28日 20時09分

 六島ジムは28日、所属のWBOアジアパシフイックL・フライ級14位、井上彪(たける、25)が4月21日、大阪市住吉区民センターで開催する主催興行「YOU WILL BE THE CHAMPION19」で同級王者、ジェイソン・バイソン(25=フィリピン)に挑戦すると発表した。

初タイトル戦を迎える井上(左)とデビュー戦の韓

 宮崎県出身の井上は日章学園高で高校2冠を獲得、近大に進んだ。コロナ禍で大学時代は試合には恵まれなかった。卒業後、大阪府警で警察官になり、交番勤務を続けていたが、ボクシングへの思いが断ちがたく、22年に退職して近大OBの西田凌佑らがいる六島ジムに入門。B級デビューしてこれまで4勝2KO。日本L・フライ級7位にランクされている。

 王者バイソンは昨年12月、神戸ポートピアホテルで行われたWBOアジアパシフイックL・フライ級タイトルマッチ12回戦でチャンピオン、山中竜也(真正)を2回に右アッパー1発でTKO勝ちしてタイトルを獲得。23年には後楽園ホールでユーリ阿久井政悟(倉敷守安)とフライ級10回戦を戦い、完敗しているが、オーソドックスのファイターで10勝5KO2敗1分。IBF3位、WBO9位、WBA11位にランクされている。

 タイトル初挑戦が決まった井上は「5戦目でチャンスを作っていただき感謝しています。勝てば世界ランキングに入ることができ、目標の世界王者に近づくことができます。ガードを固めて、丁寧な試合運びを続けていきたい」と無理してKOは狙わないことを明言した。

 この興行で全日本社会人選手権を連覇している東京農大元主将、韓亮昊(カン・リャンホ、26=六島)がデビューする。相手はWBO-AP ・S・フライ級15位のスラット・イアムオン(タイ)。イアムオンは18勝12KO4敗1分。「プロのキャリアは相手が上だが、勝つイメージはできている」と韓は自信たっぷりに話した。

 また、5月4日、エディオンアリーナ大阪でIBF世界バンタム級王座に挑戦する西田凌佑(六島)がリングで公開練習を行うことも発表された。

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