井岡一翔のWBA・S・フライ級暫定王者にヒメネス スクラッピー・ラミレスに3-0判定勝ち
2024年4月21日 19時22分
2024年4月21日 17時19分
ニューヨークのバークレイズ・センターで20日(日本時間21日)ゴングが鳴ったWBC・S・ライト級王者デビン・ヘイニー(米)とライアン・ガルシア(米)の一戦は、ガルシアが大方の予想を覆して2-0判定勝ち。ガルシアが前日の計量で体重オーバーしたため、WBCのマウリシオ・スライマン会長はヘイニーを王者に据え置く。
計量でビールを飲むパフォーマンスを見せるなどメンタル面の問題がクローズアップされたガルシアだが、初回いきなり左フックでヘイニーをグラつかせ、会場を沸かせる。しかし2回、右ストレートを返したヘイニーはクリンチが多発する展開で断続的にパンチをねじ込み、6回までやや優勢に進める。
迎えた7回、ガルシアの主武器、左フックが炸裂。ヘイニーがマットに落下する。カウント後、抱き着いたヘイニーに右を見舞ったガルシアにハービー・ドック主審は減点1を科す。このラウンド、ヘイニーは2度スリップダウン。8回ヘイニーが盛り返したが10回、ガルシアの左フックでヘイニーは2度目のダウンを喫する。左でまたグラつかせたガルシアは押せ押せとなる。
11回、またもガルシアの左フックが命中し、ヘイニーは3度目のダウン。ダメージを感じさせたが、ヘイニーは最後まで勝負を諦めず終了。スコアカードはジャッジ一人が112-112だったが他の2者は114-110、115-109で、ガルシアが勝利アナウンスを受けた。中盤から観衆総立ちの攻防。パンチの的確さ、一撃の威力でガルシア優勢は否定できなかった。
試合後、両者は試合前の騒動を忘れたようにハグを交わした。8-1あるいは9-1で不利だったオッズを覆したガルシア(25)は25勝20KO1敗。初黒星のヘイニー(25)は31勝15KO1敗。Photos by Golden Boy / Cris Esqueda
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