進光ジムが創設60周年記念祝賀パーティー 串木野純也ら元王者、ジム関係者70人が集う
2025年2月17日 9時29分
2025年2月16日 14時52分
現地時間15日、ゴールデンボーイ・プロモーションが米カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで興行を開催。メインイベントのWBA米大陸スーパーライト級王座決定戦は、WBA同級9位のオスカル・ドゥアルテ(メキシコ/140ポンド)が元WBOラテン・ライト級王者のミゲル・マドゥエニョ(メキシコ/140ポンド)に7ラウンド2分9秒TKO勝ちし、新王者となった。
このカードは当初ドゥアルテと元世界王者のレジス・プログレイス(米)戦が発表されていたが、試合のおよそ10日前にプログレイスが肩の負傷を理由に離脱、マドゥエニョに白羽の矢が立ったもの。
初回、ワイルドな左右フックで攻めるマドゥエニョに対し、ドゥアルテはガードを固めながら前進、上下に打ち分けていく。2ラウンドはドゥアルテの右フックで顔を跳ね上げられたマドゥエニョが終盤に右ストレートを返す。
3ラウンド、ボディーへパンチを集めるドゥアルテに対し、マドゥエニョはローブローをアピールするも、トーマス・テイラー(米)レフェリーは続行を指示。4ラウンドのマドゥエニョはコーナーに詰められて連打を許す。
中盤、左まぶたから出血を見せるマドゥエニョは徐々に被弾が増える。それでも頑張って迎えた7ラウンド中盤、ドゥアルテの右フックがクリーンヒットすると体を揺らしながら後退。パンチをまとめて一気にロープに詰めたドゥアルテが左右フックを振り、マドゥエニョがガード一辺倒となったところでレフェリーが割って入った。WBCでは20位の29歳、ドゥアルテは29勝23KO2敗1分。26歳のマドゥエニョは31勝28KO4敗となった。
セミファイナルは認知度がほぼ皆無といえる地域王座戦。WBAコンチネンタル・USAスーパーミドル級タイトルマッチは、チャンピオンのダリウス・フルジュン(米国/167.6ポンド)がウィンフレド・ハリスJr(米/166.4ポンド)に4ラウンド2分18秒KO勝利で、王座をキープした。
ジャブ、ワンツーを出しながらガンガン前に出るフルジュンにハリスはスタートから圧され、クリンチワークに忙しい。2ラウンドにはフルジュンの右ストレートを浴びた。すっかり防戦一方のハリスは終了間際に再びフルジュンの右を被弾し、座り込んでダウン。
ここはレイ・コロナ(米)レフェリーのカウント8で再開直後にゴングが鳴ったが、3ラウンド開始と同時に仕留めようと攻勢を強めるフルジュン。ハリスは体を柔軟に使いながら粘りを見せつつも、フルジュンがいつ仕留めるかという展開になった。ハリスはくねくねとパンチを殺し、フルジュンのスタミナが気になり始めたが、2分過ぎに右、左とパンチを浴びてハリスが顔を跳ね上げたところでレフェリーが割って入った。28歳のフルジュンは14戦全勝12KO。29歳のハリスは22勝10KO3敗2分。
フライ級10回戦には、WBOフライ級3位、WBAとWBC、IBFでは4位と世界を射程圏内に捉えるリカルド・サンドバル(米/111.4ポンド)が出場。NABFフライ級王者のサレト・ヘンダーソン(米/107ポンド)に10回判定勝利を収めた。スコアは98-92、100-90が2者の3-0。
一回り大きなサンドバルが体格を利してプレッシャーをかける。ヘンダーソンはきびきびした動きで対抗し、3ラウンドは近い距離で互いにクリーンヒットを奪い合った。声援は地元のサンドバルに集まるが、4ラウンドはサンドバルが上下に打ち分け、5ラウンドはヘンダーソンの右フックがアゴをとらえる。手数で勝るサンドバルがややペースを掴みながら中盤に入り、6ラウンドは圧倒してハッキリとポイントをあげた。
8ラウンド、左まぶたから微量の出血を見せるサンドバルはその後もヘンダーソンにペースを譲らず終了のゴングを聞いている。WBCシルバー王者でもある26歳のサンドバルは26勝18KO2敗、健闘を見せた25歳のヘンダーソンは10勝7KO2敗。
ウェルター級10回戦、WBAスーパーライト級3位、IBFでは11位につけるケネス・シムスJr(米/146.4ポンド)が元世界ランカーのケンドー・カスタネダ(米/146.8ポンド)と対戦し、10回判定勝ちを収めた(98-92、99-91、99-91)。
初回は長いジャブを中心にシムスがポイントを奪った。2ラウンド、カスタネダはスイッチを混ぜながら前進するとシムスもスイッチを見せたものの終了間際にカスタネダの右フックでバランスを崩す。しかし序盤からボディーへパンチを集めるシムスは手数でも優勢のまま中盤に入りポイントを集めていく。カスタネダも時折パンチを返すもののいずれも単発に終わり、流れを変えることができない。
7ラウンド、カスタネダがシムスをロープに詰めて左右フックを乱打。観客が沸く中で左フックをヒットし、一矢報いる。その後もお互いに手を出し合い、見応えのある攻防が続いたが、有効打数でシムスがリードしてフルラウンドを戦い終えた。31歳のシムスは22勝8KO2敗1分、31歳のカスタネダは21勝9KO8敗。
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