「フェニックスバトル131」の前日計量が24日に行われた。メインで予定されていた日本フェザー級戦は、王者松本圭佑（大橋）が体調不良のため大久祐哉（金子）とのタイトルマッチが中止となった。

　大橋ジムによると松本は24日の早朝、減量中に痙攣を起こして病院に搬送された。大橋ジムは謝罪のうえ、明日はセミの阿部麗也（ＫＧ大和）－清水聡（大橋）のフェザー級10回戦をメインに繰り上げることを発表した（チケットの払い戻しについては、https://t.pia.jp/guide/refund_guide/no_delivery.jsp)。

　フェザー級の世界挑戦者同士によるサバイバル戦は、阿部と清水がともに57.0キロで計量に合格した。ロベイシー・ラミレス（キューバ）挑戦以来１年８ヵ月ぶりの再起戦となる清水は「いままでで減量が一番スムーズに行えた」と語り、仕上がりのよさをアピール。ちょうど昨年の今頃ルイス・アルベルト・ロペス（メキシコ）に挑んだ阿部も調子はよさそうで、「もっとデカいイメージだったけど、並んでみたらそんなに感じなかった」と清水の印象を述べていた。

　セミにはライト級ホープの今永虎雅（大橋）が登場。ロメロ・ピニリ（比）と８回戦を行う。ともに契約体重を下回って合格した。この今永戦を含め、明日は８回戦４試合が行われる。大器・坂井優太のプロ３戦目、ウェルター級田中空、田中将吾ら大橋ジムの新鋭が出場する。試合はLeminoでライブ配信される。