八重樫&井上ダブル世界戦発表、9.5代々木第二
2014年6月23日 15時20分
2014年6月23日 11時08分
米カリフォルニア州カーソンでロバート・ゲレロ(米)とのウェルター級12回戦に0-3判定負けした亀海喜寛(帝拳)はリング上で「判定には納得しています。私は勝つために全力を傾けました。2度ほど脚がフラつく効いた場面がありましたが、私もゲレロにダメージを何度か与えました。でも彼は回復が早かった」と発言。控え室でも「残念です」という言葉を何度も発した。
「正直(ゲレロが)効いているなあ、バテているなあ、苦しいなあ、というのは分かってましたし、カットや腫れもパンチによるもの。本当にもったいない試合を落としました」。悔いが残るとすればゲレロの左アッパーをもらったことだという。「警戒していたんですが、それがたぶん鼻血を出す原因になったし、スタミナ配分の妨げにもなった。悔やまれますね」
それでも最初はブーイングを浴びせたファンから、試合中そして試合後は盛大な歓声と拍手が送られた。プロモーターのオスカー・デラホーヤ氏も亀海の健闘を絶賛。「1試合前哨戦をはさんだ後、世界タイトル戦を組んであげたい」と亀海と陣営に公約。亀海自身も「以前ルスラン・プロボドニコフがブラッドリーにいい勝負をして、その後チャンスをつかんで世界タイトルに挑み、獲得した例があります。チャンスを開くのは自分のパフォーマンス次第ですから、周りが評価してくれたのはうれしいです」と次なる戦いへヤル気を見せた。(三浦勝夫)Photo/SHOWTIME
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