帝拳の同門対決は尾川が制す 東日本新人王準決勝
2011年9月28日 0時43分
2011年9月28日 0時39分
元日本&東洋太平洋L・フライ級チャンピオンの嘉陽宗嗣(白井具志堅)が半年ぶりにリングに上がり白星――26日夜後楽園ホールのメインカード10回戦で、比国ミニマム級3位のロケ・ラウロ(比)に大差判定勝ちを飾ったもの。
これまでの戦績が「7勝1KO8敗1分」と負け越しのラウロ。数字だけなら嘉陽のKO勝利は時間の問題だが、これも「パッキアオ効果」か、今のフィリピン選手はしぶとく粘る選手が少なくない。この日のラウロも立ち上がりから荒々しい右ロングフックを振って嘉陽を脅かした。コーナー下の具志堅用高会長もハラハラ。それでも嘉陽は徐々にペースをつかみ、6回にはサウスポースタイルから右フックをカウンターすると、ラウロ吹っ飛ぶようにダウン。7回にも左ストレートを決めてラウロの腰が落ちるシーンがあったが、ついにKOに仕留めることはできなかった。
スコア99―92(2人)、99―91と大差がついたが、嘉陽もまだ世界挑戦前の勢いは戻っていない。「もっと出入りを使ってやらないと……」と本人も内容的に満足していない。11月で29歳。「30歳までに日本か東洋をとってかたちをつけたい」というのが、今の嘉陽の望みだ。これで嘉陽は19勝9KO3敗3分。
※写真は終盤ラウロを右パンチで攻める嘉陽
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