WBO王者ブラーマー、3連続ドタキャン
2011年5月19日 14時46分
2011年5月18日 22時09分
今月7日に宮川和則会長が急逝したばかりの横浜光ジムにうれしい新チャンピオン誕生だ--。18日後楽園ホールで行われた東洋太平洋S・フライ級王座決定戦は、1位赤穂亮(横浜光)が2位のフレッド・マンドラビー(オーストラリア)を強打で圧倒。4度のダウンを奪った末5回終了TKO勝ちで新チャンピオンとなった。この王座は、粉川拓也(宮田)の返上により空位になっていたもの。
不敗同士の決定戦。マンドラビーも動きのなめらかな本格派。体重がフライ級リミットプラス半ポンドと小柄ながら、得意の左リードをビシビシ放って赤穂に迫った。これに対し赤穂も立ち上がりややカタかったが、同時に左フックを放つと、吹っ飛んでダウンしたのはマンドラビーだった。赤穂の売り物の強打はこの夜も猛威を振るう。2回3回と豪州チャンピオンがペースを奪い返しかけたにみえたが、3回終了間際赤穂に右フックをたたきこまれて2度目のダウン。5回にも強打にモノを言わせて2度のダウンを追加した赤穂。マンドラビーもこの回終了に持ち込むのが精いっぱい。ゴングが鳴ると、セコンドがレフェリーに棄権を申し入れた。
赤穂は「倒して勝ててうれしい。世話になった会長のためにも俺がジムを盛り上げていくつもりで頑張れた」と、会長亡きあとの横浜光ジムを背負って立つ意欲をアピールした。
赤穂(24)はこれで16勝10KO2分。マンドラビー(23)は14戦目の初黒星(12勝6KO1分)。
※写真はこの試合2度目のダウンシーンから(3R)
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