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クロフォードがドゥローメ撃沈、2階級制覇成功

2015年4月19日 16時14分

 18日(日本時間19日)米テキサス州アーリントンのテキサス大学構内のカレッジ・パーク・センターで挙行されたWBO世界S・ライト級王座決定戦は、前WBOライト級王者テレンス・クロフォード(米)がトーマス・ドゥローメ(プエルトリコ=WBA・S・ライト級2位)に6回1分51秒KO勝ち。クリス・アルジェリ(米)が剥奪された王座を引き継ぎ、2階級制覇を達成した。

勝利の瞬間リングを駆け回るクロフォード

 序盤2ラウンズはドゥローメが仕掛け、クロフォードがディフェンス技術を披露して対応。3、4回と優勢に進めたクロフォードに、プエルトリコ人は5回、右強打で反撃。しかし次の6回、米国人が右を突き刺すとドゥローメはロープへ後退し追撃でヒザをつく。連打で2度目のダウンを奪ったクロフォードが鋭い詰めでまた倒すとラファエル・ラモス主審はためらわずストップをコール。

 クロフォードは26勝18KO無敗。ドゥローメは22勝14KO2敗。なおクロフォードの返上した空位のWBOライト級タイトルは、粟生隆寛(帝拳)とレイムンド・ベルトラン(メキシコ)が5月1日(日本時間2日)ラスベガスで争う。Photo/Top Rank

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