ブーテ、豪快にミランダ沈める IBF・S・ミドル級
2010年4月18日 15時01分
2010年4月16日 12時14分
15日、後楽園ホールではセレスジム初の自主興行「レジェンド・ファイト」が行われ、メインに登場したホープ岩佐亮佑(日本バンタム級7位)は大阪・ハラダジムの佐藤裕樹に2回TKO勝ちした。
高校3冠からセレスジム入りした岩佐は好センスのサウスポー。佐藤のパンチを肩越しに外し左ボディーをロングから打ち込むなど、開始から相手を圧倒する。雰囲気にのまれたかのような佐藤はガード一辺倒で、2回岩佐がストレートと右ボディーのコンビネーションを見舞うとダウン。ここは立ち上がったもののサンドバッグ状態となり、岩佐の右アッパーで試合は終わった。タイムは2分4秒。
これで7勝5KOとした岩佐は、今年度の「最強後楽園」(日本王座挑戦権獲得トーナメント)にエントリーを申し込んでいるという。「まだ勘に頼って戦っている。うぬぼれないようにしっかり練習しないと」と謙虚に話しつつも「強い人に勝てば認められる」と野心ものぞかせた。
またこの日はほかに8回戦4試合が行われた。日本ランカー対決となったミニマム級戦は田中教仁(7位=ドリーム)が島崎博文(9位=帝拳)に計2度のダウンを与えて6回TKO勝ち。日本フライ級7位の林徹磨(セレス)は元ランカー比嘉大貴(大橋)に7回TKO勝ち。日本S・バンタム級10位前之園啓史(石丸)は橋元隼人(ワールドS)に4回TKO勝ち。ドリームジムの古川暁が谷口浩嗣(横浜光)に4回TKO勝ちした。
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