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井上尚弥に海外メディアも熱視線

2015年10月29日 19時56分

 井上尚弥に海外からも熱い視線──。米フロリダ州オーランドで開かれているWBO総会に出席していたWBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋=写真)が現地でアメリカやアルゼンチン、ニカラグアなど海外メディアの共同インタビューを受けた。マッチメーカーのジョー小泉氏が通訳を担当した。

 同氏がファイトニュースに掲載したレポートによると、メディアは負傷した右拳の回復具合、世界に衝撃を与えた昨年暮れのオマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦の感想などに続き、軽量級最強と言われるWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対決について質問した。

 これに井上は「自分はフライ級に落とすことはできない。ロマゴンと対戦するときはS・フライ級になると思う」と説明。「いつ対戦したいか」と問われると「12月29日に(指名挑戦者の)ワルリト・パレナスに勝って防衛できたら、来年は3試合はやりたい。2017年にロマゴンと? そうですね、自分もそれを望んでいます」と答えた。

 44戦44勝38KO無敗の怪物ゴンサレスと、8勝7KO無敗の井上を比べること自体、海外で井上の評価が高まっている証だろう。来年はアメリカ進出の可能性が高まっている日本の至宝に、海外メディアもますます注目しそうだ。

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