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2016年2月11日木曜日

ウォード、地元でキューバのバレラと対戦

 元世界S・ミドル級統一王者でL・ヘビー級で2階級制覇を狙うアンドレ・ウォード(米)の相手がIBF1位サリバン・バレラ(キューバ)に決まった。この12回戦は予定どおり3月26日、ウォードの地元カリフォルニア州オークランドのオラクル・アリーナで行われる。主催のウォードをプロモートするロック・ネーション・スポーツが10日メディアに通達した。

 ウォードの相手は以前からバレラで内定と伝えられたが、なかなか発表されず別の対戦相手が選ばれるとのニュースも流れた。9日にはヤチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ=WBC7位)の名前も挙がった。しかし12月にカロ・ムラト(ドイツ)をKOで下しIBF1位の座に就いたバレラが抜擢された。「チームとともに困難な選択をしてしまった。でも最初にウォードをクラッシュして次にコバレフを破壊する。そう決心した」とバレラは豪語する。アマ戦績は285勝27敗で、アテネ五輪金メダリストであるウォードの114勝1敗を上回るアマチュアキャリアを誇る。

 バレラ(17勝12KO無敗)はゲンナジー・ゴロフキンのトレーナーで、先日BWAA(全米ボクシング記者協会)から2015年の最優秀トレーナーに選出されたアベル・サンチェスにコーチされる。ゴロフキンvsウォード戦も話題に上っただけに、サンチェス氏は「ウォードはゴロフキンをスルーしてバレラを選択した」と牽制球を投じている。

 対するウォード(28勝15KO無敗)は「新しいクラスでタフな相手を迎えることになった。でも私はこれまでと同じでアプローチ臨む。すでに戦いに向けグレートなコンディションに仕上がっている。サリバンがいろいろ喋っていることを私は尊重する。彼は喋っていること全部を実行する機会が与えられるのだから」と落ち着いた対応。勝者が統一3冠王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)の挑戦者に名乗りを上げる一戦。ウォードのバージル・ハンターとバレラのサンチェスという参謀対決も注目される。