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山中慎介に挑戦のソリス「山中はガラスのアゴ」

2016年2月26日 16時05分

 島津アリーナ京都で3月4日に行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者の山中慎介(帝拳)に挑戦する同級3位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)が26日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。

 元WBA世界S・フライ級王者で、2013年に河野公平(ワタナベ)と亀田大毅を下しているソリスが来日早々、その発言で存在感を示した。山中の“神の左”について質問が及ぶと、マネジャーやトレーナーを笑い声をあげながら「彼は神の左というニックネームがあるようだが、それに“ガラスのアゴ”というのも加えてほしい。山中はアゴが弱い」とV9チャンピオンの“弱点”を指摘。「私が山中よりも上回っているのはパワー」と自信満々に言ってのけた。

 山中の実力を問われると「山中とはまだ試合をしていなので、本当にハードパンチャーなのかは分からない」と疑問を投げかけ、13年の大毅戦にいたっては「私にとって散歩のようなものだった」と小差判定勝ちだったにもかかわらず圧勝を強調。ダウンを喫した河野戦は「河野には一番恐怖を感じた。パワーがあってパンチが強かった」と高く評価したが、会見後は手渡された山中の写真を床に置き、「立ってこい!」と挑発するパフォーマンスも見せた=写真。

 2013年12月の大毅戦で計量失格の前科を持つソリスだけに、減量にも厳しい質問が飛んだが「あれはもう過去のことだ。今回はしっかりコンディションを作ってきた」と反論。記者会見後は30分近く縄跳びをし、サンドバッグ打ちでも、力強いパンチを何発も打ち込み、周囲の不安を打ち消した。

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