プエルトリコのサンフアンで開催中のWBO年次総会に同団体のS･ウェルター級王者サウル“カネロ”アルバレス（メキシコ＝写真）が到着。水曜日19日（日本時間20日）フランシスコ・バルカルセル会長やサンフアン市長などと面会した。また同夜にはサンフアン市内のメキシカン・レストランで歓迎会が行われ、カネロと同行したホセ“チャポ”&エディ・レイノソ・マネジャー&トレーナーを喜ばせた。

　メキシコとプエルトリコはボクシングのラテン・ライバル国だが、カネロは昨年ラスベガスでプエルトリコのスター、ミゲール・コットに勝っていることもあり、暖かく迎えられたようだ。同行したGBPのロベルト・ディアス・マッチメーカーによると、カネロは次戦でWBOミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース（英）挑戦を希望。そして秋にゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）とのビッグマッチに進行する計画だという。

　ちなみに歓迎会ではマリアッチバンドも繰り出し、カネロ・チームは感激。それに乗って“チャポ”レイノソ氏が自慢のノドを披露する場面もあった。