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粟生、鮮やか2ラウンドKO勝ちで再起

2013年7月14日 19時12分

 元フェザー級、S・フェザー級制覇チャンピオン粟生隆寛(帝拳)がその勇姿を本場ファンの前で披露した。13日(日本時間14日)米ロサンゼルス近郊イングルウッドのハリウッド・パーク・カジノで行われたライト級10回戦で、粟生は元WBOラティーノ暫定王者ハーディ・パレデス(チリ)を2回2分51秒KOで下し、昨年10月の世界王座転落から再起を果たした。

スタートから快調だった粟生(左)

 初回、粟生はサウスポースタイルから左ストレートのボディー打ちを繰り出す。2回、右を放ち積極的になったパレデスの出鼻に前王者は右をコネクト。パレデスは弾かれたようにマットに横転。そのままラウンド終了と思いきや、粟生の右から左がチリ人を急襲。大の字に倒れたパレデスがピクリとも動かないのを観察した主審は即ストップをコールした。

「多少、アメリカのお客さんを沸かせたかなと。倒さなければいけないというプレッシャーがありましたが、しっかり仕事ができました。相手が体重オーバー(2ポンド半)したので、それも発奮材料でした。ボディーで倒そうとも思っていたんですけど、そうしたらいいタイミングで…。今後クラスはライト級でもスーパーフェザー級でも自分ではかまいません」。勝者は笑顔を交えながら、こう語った。

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