スティーブンソン意識回復 レイジェス社長が死去
2019年1月3日 21時16分
2019年1月3日 10時39分
L・フライ級はここ数年、日本人世界王者が複数存在していた有力階級。S・バンタム級は、だれが世界挑戦してもおかしくないほど有力選手がひしめいている。世界との距離が遠い中量級の選手にも目を向けておきたい。
■L・フライ級
L・フライ級でWBA2位、他の3団体で3位につける久田哲也(ハラダ)も日本王座を返上、満を持して19年の世界初挑戦を狙う。この階級はWBCの拳四朗、WBAスーパーの京口と2人の日本選手がベルトを保持しており、目の離せない階級だ。
■S・バンタム級
同じく日本王座返上組では、和氣慎吾(FLARE山上)が2度目の世界挑戦を虎視眈々を狙っている。まずは1月19日、後楽園ホールで実力者、中嶋孝文(竹原&畑山)とのノンタイトル戦が今年最初の試合となる。
前IBF世界王者の岩佐亮佑(セレス)、その前のIBF王者である小國以載(角海老宝石)も待機組。この3人が世界戦に絡んでくる可能性は大いにある。WBOアジアパシフィック王者の勅使河原弘晶(輪島功一S)も激戦に割って入ろうとしている。
■フェザー級
ロンドン五輪銅メダリストの清水聡(大橋)は19年、その活躍が大いに注目される選手だろう。デビューから8連続KO勝ちでOPBF王座を4度防衛し、すっかり貫禄も出てきた。タイミングとしては年内に挑戦できればベストだ。
■ライト級
中谷正義(井岡)はOPBF王座を11度防衛しており、中量級選手の中でも世界挑戦の有資格者と言えるだろう。同じくライト級では2度目を狙うベテランの荒川仁人(ワタナベ)がWBO4位につける。
■そのほかの階級
昨年WBAミドル級王座から陥落し、現役復帰を表明した村田諒太(帝拳)も当然チャンスをうかがっている。大みそかにドニー・ニエテス(比)と好勝負を演じ、わずかに及ばなかった井岡一翔も再チャレンジを宣言。ビッグネーム2人の巻き返しから目が離せない。
ほかにも元世界王者組では、ミニマム級の福原辰弥(本田フィットネス)、フェザー級にクラスを上げた久保隼(真正)も捲土重来を期す。
世界再挑戦組では、ウェルター級でWBOアジアパシフィック王座を保持する小原佳太(三迫)、S・ライト級の近藤明広(一力)が2度目のチャンスをうかがう。
昨年トップランク社と契約したS・ライト級の岡田博喜(角海老宝石)もチャンスを待つ一人。中量級選手の世界挑戦はハードルが高いだけに、彼らの奮起に期待したい。
2024年12月12日 13時19分
2024年12月12日 11時03分
2024年12月12日 10時49分
2024年12月12日 6時44分
2024年12月12日 2時13分
2024年12月11日 18時24分