リゴンドウ一撃KO勝ち 1年ぶりの復帰戦飾る
2019年1月14日 16時31分
2019年1月13日 17時40分
世界初挑戦が急きょ決まったIBF・S・バンタム級10位の高橋竜平(横浜光)が13日、成田空港発の便で決戦の地ニューヨークに旅立った。高橋は18日(日本時間19日)、マジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のシアターでIBF同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)に挑戦する。
高橋は昨年、タイでIBF世界ランカーに勝利して世界ランキング入りしたとはいえ、日本もOPBFもタイトルも未経験。そんな立場を本人も十分理解しており、「僕は国内で何もしていない。えっ、高橋が世界?と思われると思うけど、結果でひっくり返したい」。力強い決意とは裏腹に、空港に集まった10数人の報道陣に驚いているところが初々しい。
降ってわいたような世界戦の決定だった。高橋は昨年11月27日、WBO世界S・フェザー級王者、伊藤雅雪(伴流)について行く形でアメリカに渡ったが、世界戦に向けてトレーニングに励む伊藤と違い、高橋のそれは「アメリカを体験するくらいの感覚」(石井一太郎会長)という緩いもの。9月に結婚した沙也夫人との新婚旅行も兼ねていたという。
ところが12月頭にドヘニー陣営からオファーが届き、これを快諾して急きょ新婚旅行を取りやめ、実戦モードの練習に入った。「世界戦が決まって奥さんも喜んでくれた」というが、なんと慌ただしいことか。
さらに試合日程が1月18日か2月か確定せず、18日に試合をする契約書が届いたのが7日(月)。4日(金)の段階で連絡が入らなかったので「18日はないな。3日くらい休め」と石井会長に言われ、のんびり過ごして週明けにジムに顔を出すと、18日開催の連絡が届いたというドタバタぶりだ。
それでも、1ヵ月あまりという限られた時間で、できることはやってきた。前後左右に激しく動きながら手数を出す独特なスタイルが高橋の身上。自ら“高橋ワールド”と名付けた個性的なボクシングをドヘニーにもぶつけていくつもりだ。
昨年8月、岩佐亮祐(セレス)から王座を奪ったドヘニーは実力者といっても難攻不落のイメージはない。「ひっかきまわして、暴れまわりたい」という髙橋がMSGで番狂わせを狙う。
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