5階級制覇王者ドネアが井上尚弥の壁になる
衰え否定「私がバンタム級最強の称号を得る」
2019年10月31日 14時25分
2019年10月30日 23時04分
30日後楽園ホールの「FIGHT THE POWER」メインに出場した日本ライト級8位の宇津木秀(ワタナベ)はタイのソムポート・シーサに2回2分27秒KO勝ち。プロデビュー以来の連勝を6(5KO)に伸ばした。
きびきびとした動きのソムポート(4勝4KO2敗)に対し、宇津木も開始からテンポのいい攻撃を上下へと仕掛けた。スムーズなアッパーも織り交ぜて、2回早くも左右ボディで倒す。立ち上がったソムポートを追撃し、2度のダウンを追加した。最後は右アッパーによるクリーンノックダウンだった。
同じリングでは、アマチュア5冠の実績を引っ提げてプロ転向したサウスポー重岡優大(ワタナベ)が3勝3KO2敗のマノップ・ウドムパナーワーリー(タイ)を相手にB級デビュー戦(48.5キロ契約)に臨み、2回2分16秒TKO勝ちを飾った。
背の低いマノップを立ち上がりから左右ボディショットで攻め、2回に右フックでダウン。再開後の追撃でストップを呼び込んだ。
重岡の弟は現WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の銀次朗。ひと足遅れてプロのスタートをきった重岡は「楽しかった。次は弟と同じリングで戦えるみたいだし、もっと楽しみたい」
この日はほかにも元日本&WBOアジアパシフィックS・フライ級王者の船井龍一さん(34歳)の引退式が執り行われた。
船井さんは高校時代の同級生でプロで日本王座を争ったライバルの中川健太(三迫)と惜別の真剣スパーリングを行った。セレモニーでは「世界挑戦は夢にまでみた舞台でした。本当にありがとうございました」とあいさつし、現役生活に終止符を打った。なお中川は12月8日大阪で日本王座返り咲きをかけて現王者奥本貴之(グリーンツダ)に挑戦する。
◇52.5キロ8回戦
古谷昭男(六島)[判定2-0(76-76、77-75×2)]中山佳祐(ワタナベ)
元OPBFフライ級王者で現日本7位のサウスポー中山は左右へと動きながら左ストレートをコツコツ当てていくが、古谷の右を正面で食らう場面も目立つ。21歳の古谷はタイトなガードから繰り出す力強い右ストレートで奮闘。最終8回はもう一度ギアを上げたアタックで中山を脅かし、貴重なポイントをゲットした。殊勲の古谷は8勝3KO4敗。中山は11勝5KO5敗2分となった。
◇フェザー級6回戦
若松大輝(ワタナベ)[判定3-0]玉木善文(小熊)
◇女子アトム級6回戦
瀬川紗代(ワタナベ)[TKO2回1分18秒]ワッチャリン・コッドアム(タイ)
2025年4月18日 22時06分
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