高砂ジムは6日、所属のWBO女子世界アトム級王者の岩川美花（写真左）が9月26日、神戸市立中央体育館で元日本女子アトム級王者の鈴木菜々江（シュウ＝同右）と初防衛戦を行うと発表した。両者は3月に対戦が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響により延期となっていた。

　37歳の岩川（9勝3KO5敗1分）は2018年7月、池山直からWBO王座を奪取。19年12月にノンタイトル戦をしているが、今回が初防衛戦となる。

　岩川は所属ジムを通じて「このコロナの中、相手もそうでしょうけど思い切り戦えるのか不安ですが、初防衛戦が決まりうれしい気持ちです。前回のノンタイトル戦でボクシングがわかった部分があるので、そういうところをお見せできたと思います」とのコメントを発表した。

　鈴木18年3月に日本アトム級王者となり、2度の防衛に成功したが、19年3月、OPBF、日本王座の統一戦で松田恵里（TEAM10COUNT）に敗れて無冠となった。今回が初の世界挑戦となる。