ウラソフがコロナ感染 WBO・L・ヘビー級王座決定戦延期
2021年2月12日 10時53分
2021年2月11日 21時47分
注目の日本フェザー級タイトルマッチが11日、後楽園ホールで行われ、1位挑戦者の丸田陽七太(森岡)がチャンピオン佐川遼(三迫)に7回2分57秒TKO勝ち。痛烈な決着でチャンピオンが交代した。佐川は3度目の防衛に失敗。
出だしは佐川がリズムを取りつつ、多彩なパンチで試合をつくっていたが、3回丸田は終了ゴングとほぼ同時の右で佐川をグラリ。ロープがなければダウンしていたような一撃だった。
ゴングに救われた佐川は我慢のボクシングで、ジャブ、アッパーとこつこつと立て直しを図る。それでも、丸田の鋭く強いカウンターがあるので気が抜けない。5回もいいかたちで進めていたが、終了間際に丸田の右クロスで一瞬動きの止まった佐川。
5回を終えて発表されたスコアは48-47、49-46が2者で挑戦者が優勢だった。佐川は6回、右ロングなどで丸田をのけ反らせて挽回。
しかし7回、佐川の右ストレートを外した丸田の右がカウンターとなって決まると、チャンピオンはダウン。ここも残り時間はさほどなかったが、丸田はこのチャンスに一気に出、右でまたしても効かせると3連打。福地主審がストップに入ると同時に佐川がキャンバスに崩れ落ちた。
丸田は「うれしいけど佐川選手が本当にうまくて、普段はもらわないのにもらって効きましたけど、皆さんのおかげで……」と涙声。タイトルマッチはOPBF王者大竹秀典(金子)に挑んで以来のチャンスで実らせた。丸田は11勝9KO1敗1分。佐川は10勝5KO2敗となった。
◇日本ユースL・フライ級王座決定8回戦
重岡優大(ワタナベ)[TKO5回2分42秒]堀川龍(三迫)
元高校王者の堀川(19歳)と元全日本王者の重岡(23歳)が激突。堀川は右ストレートと左フックを使ってうまく戦っていたが、サウスポーの重岡は徐々にアジャスト。3回に左ストレートでダウンを奪い、迎えた5回、重岡はまたしても堀川の打ち終わりを狙った左でぐらつかせ、追撃で2度目のダウン。ここも立ち上がった堀川だが、重岡の左ストレートで腰砕けとなったところで葛城主審が試合をストップした。重岡は3勝2KO。堀川は3勝1KO1敗1分。
◇S・バンタム級6回戦
小笠原梢太(三迫)[3-0(57-56×2、58-55) ]木元紳之輔(角海老宝石)
2025年4月23日 0時14分
2025年4月22日 17時16分
2025年4月22日 17時10分
2025年4月22日 8時48分
2025年4月21日 19時45分
2025年4月21日 18時21分