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2年ぶり復帰のパッキャオ スペンス戦は大きく不利予想 マネジャーは反発

2021年5月26日 7時53分

 世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン=写真)が8月21日、ラスベガスのエロール・スペンスJr(米)戦でおよそ2年ぶりに復帰するが、戦前の予想はWBC&IBFウェルター級王者スペンスが大きくリードしている。

 ラスベガスのブックメーカーによると、パッキャオvs.スペンスのオッズは5.5-1でスペンス有利のオッズをつけている。歴史を築いてきたパッキャオは既に42歳で、19年7月のキース・サーマン戦からは2年以上のブランクがある。対するスペンスは31歳でいまだ無敗の27勝21KO。昨年12月には実力者のダニー・ガルシア(米)を退けており、ウェルター級を代表する選手だ。予想がスペンスに大きく傾くのも仕方がないと言える。

 これに関し、MPプロモーションのショーン・ギボンズ氏はボクシングシーンの取材に対し、「みんなパッキャオが普通の人間ではないことが分かっていない」とパッキャオ不利予想にかみついた。さらにスペンスが自動車事故を起こす前と同じ状態とは思えないと指摘した上で、「上院議員(パッキャオ)はエロールの長いジャブをかいくぐってインサイドに入らなければならない。上院議員はとても速くテクニカルなフットワークを持っている。彼は素早く動き、ポジションに入り、そしてボンとパンチを決める」とノックアウトを予告した。

 パッキャオはサーマン戦でも不利を予想されながら、見事にまだまだやれるところを見せた。試合まではまだ3ヶ月ある。はたして今回も世界を驚かすパフォーマンスを見せることができるのだろうか。

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