元ライト級3団体統一王者ロマチェンコ 元王者コミーに大差判定勝ち
2021年12月12日 15時10分
2021年12月12日 14時02分
11日(日本時間12日)米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで行われたIBF・S・バンタム級挑戦者決定戦は、元WBOバンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)がOPBF・S・バンタム級王者の勅使河原弘晶(三迫=写真)に2回6秒KO勝ちを飾った。
午後7時ちょうどに開始ゴングが鳴った一戦。派手なコスチュームでリングインした勅使河原は小刻みに上体を動かして相手の出方をうかがう。サウスポーのタパレスが放った左に右を合わせるなど海外初リングにも力みは感じられなかった。
しかし初回残り時間が少なくなった時点でタパレスの右フックが命中。追撃で大きくロープへ飛ばされた勅使河原はスタンディングカウントを取られる。再開後チャンスとみたタパレスは左右アッパー、フックで激しくチャージ。たまらず勅使河原は自軍コーナー近くにダウン。
起き上がったが大きくグラつく勅使河原に対しジャック・レイス主審は辛うじて続行を許す。2回開始前「戦う意志を示せ」と主審が警告。だが開始直後、狙いすましたタパレスの右が炸裂。勅使河原が轟沈すると主審は迷うことなく試合を止めた。
試合後、加藤トレーナーとともにインタビューに応じた勅使河原は「(タパレスの)右フックは警戒していたが、加藤トレーナーの指示を守れず焦った部分があった。それがもらった原因」と反省。そして「2度目のダウンは憶えていない。試合のイメージはぼんやりしている」とダメージが深ったことを明かした。
観戦した三迫ジム、三迫貴志会長は「経験の差が出た。タパレスはさすが元世界チャンピオン」と振り返った。なお、IBFは最新ランキングでタパレスを9位、勅使河原を10位と急下降させている。(三浦勝夫) Photo by SUMIO YAMADA
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