WBOミニマム級新王者の谷口将隆が会見 将来は盟友の京口紘人と関西でダブル防衛戦を
2021年12月15日 16時14分
2021年12月15日 0時40分
14日、両国国技館でアラン・ディパエン(タイ)を8回TKOで下してベルトを守ったWBAスーパー&IBFバンタム級王者の井上尚弥(大橋)が試合後の記者会見で試合の内容と今後の展望を語った。
序盤からディパエンを圧倒しているように見えながら、「タイのボクサー独特のリズムと間合いを読みづらいというのはあった」と井上。それでも十分にリードしながら、なかなかKOは生まれないという試合展開を受け、「途中でどう流れを変えていくのか、という質問を父の投げた」結果、ボディから崩していくスタイルを選択した。
しかし、「ボディ攻撃へのブロッキングもうまいというか、すごく研究していてディフェンシブに戦っていたという印象を受けた」と粘るディパエンを評価。さらには「途中で判定も頭をよぎった。ムエタイをやっているだけあってタフだし、呼吸が荒くなっているのは分かったけど、ほんとに効いているのかな?とメンタルがやられそうになるくらいのタフさがあった」と試合を振り返った。
大橋会長は「今日の試合は相手が勝つ気できたら1ラウンドKOで終わっちゃう可能性もあると思った。でも、勝利よりも判定に持ち込もうとすればこういう展開になるんじゃないかと思っていた。途中で感じたのは、本気で左ジャブでKOしようと思っているのかなと」と試合を評した。
ちなみにディパエンは井上をスピードで上回る作戦だったが、「思った以上に井上はスピードがあった」とコメント。ボディ打ちは何度も効いたようだが、祖国の名誉のためにがんばったという。
今後について同会長は「(WBC王者の)ドネアが最有力」としつつ、「(ドネアとカシメロ=WBO王者の)2人とやると思うんですけど、もしこじれたらS・バンタムに行くことも考えています」と階級アップの可能性に言及した。
井上も「4階級統一を重視してバンタム級にこだわってきたけど、こじれてスムーズにいかなければS・バンタム級も考えている。願いとしてはどちらかのチャンピオン(ドネアかカシメロ)とやりたいです」と答えた。
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