バンタム級2冠防衛の井上尚弥「まだまだ伸びしろはある」 来春ビッグマッチに向け年明け始動
2021年12月15日 16時39分
2021年12月15日 16時14分
14日にWBOミニマム級新王者となった谷口将隆(ワタナベ)が試合から一夜明けた15日、東京・五反田のジムで記者会見を開いた。会見には同級生の親友、WBA・L・フライ級スーパー王者の京口紘人も同席して喜びを分かち合った。
前夜一睡もしていない谷口は「全然実感はない。フワフワしている。寝たら夢が覚める気がする」と報道陣を笑わせた後、「トレーニングを盛り上げてくれたり、当日のサポートだったり、いろんな方の支援を受けて勝つことができた」と周囲に感謝した。
ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)との試合は2回にダウンを奪い、中盤以降はインファイトとアウトボクシングを巧みに使い分け、11回に課題だった「詰め」をまっとうしてTKO勝ちという理想的な内容だった。谷口は「スパーリングでは前からできていた。ようやく試合でできた」と少し腫れた顔をほころばせた。
谷口は龍谷大出身、京口は大商大出身で2人は大学時代からのライバル。期待のホープとしてワタナベジムからデビューするまでは同じだったが、京口が早々に世界王者になったのに対し、谷口はここ一番で敗れるなど足踏みをしながらようやく親友に肩を並べる形となった。
谷口の勝利を我がことのように喜んだ京口は「同じ関西出身で、どっちも世界チャンピオンになれたら、関西でダブル世界タイトルマッチをやろうというのが漠然とあった。(谷口の戴冠で)現実味を帯びてきた」とビッグプランを提案。谷口もこれに応じ、将来の凱旋防衛戦を夢見た。
■日本人男子世界王者
WBOミニマム級 谷口将隆(ワタナベ)
WBA・L・フライ級スーパー 京口紘人(ワタナベ)
WBC・L・フライ級 矢吹正道(緑)
WBOフライ級 中谷潤人(M.T)
WBO・S・フライ級 井岡一翔(志成)
WBAスーパー&IBFバンタム級 井上尚弥(大橋)
IBF・S・フェザー級 尾川堅一(帝拳)
WBAミドル級スーパー 村田諒太(帝拳)
2025年1月19日 22時39分
2025年1月19日 2時53分
2025年1月19日 0時01分
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