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フルコビッチがIBFヘビー級、カラム・スミスはWBC・L・ヘビー級でそれぞれ挑戦権獲得

2022年8月21日 10時08分

 サウジアラビアのジッダで20日開催されたウシクvs.ジョシュア2のセミで行われたIBFヘビー級挑戦者決定戦は、同級1位フィリップ・フルコビッチ(クロアチア)が同級15位ヂャン・ヂレイ(中)に3-0判定勝ちを収めた。

カラム・スミス Photo by SUMIO YAMADA

 サウスポーのヂャンが初回、巻き込むような右フックを打ち込むとフルコビッチがヒザをつくダウン。その後はフルコビッチが足を使いながら右を突き、ヂァンが接近戦でアッパーを交えたコンビネーションでフルコビッチを攻めるという展開となった。

 後半は両者ともに疲労を感じさせ、39歳のヂァンは手数が減り、よりペースダウンという印象。両者ともに決め手はなかったが、3ジャッジともに小差でフルコビッチを指示した。スコアは115-112×2、114-113。30歳のフルコビッチは15勝12KOで無敗をキープ。初黒星のヂャンは24勝19KO1敗1分。

 WBC・L・ヘビー級挑戦者決定戦は、元S・ミドル級王者のカラム・スミス(英)がマチュー・ブーテアリーク(仏)に4回1分53秒TKO勝ち。WBC王者は3団体を統一しているアルツール・ベテルビエフ(ロシア)への挑戦に前進した。

 3階級制覇を目指すWBOクルーザー級2位のバドゥ・ジャック(スウェーデン)は10回戦でWBO15位のリチャード・リベラ(米)に判定勝ち。スコアは96-94×2、94-96と薄氷の勝利だった。

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