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クロフォードが欧州王者と防衛戦 スペンスとのウェルター級4団体統一戦またも見送り

2022年10月22日 10時12分

 WBOウェルター級王者テレンス・クロフォード(米=写真)が12月10日、地元米ネブラスカ州オマハでWBO6位ダビド・アバネスヤン(ロシア)と防衛戦を行う運びになった。クロフォード(35)はライバルのIBF&WBC&WBAスーパー統一王者エロール・スペンスJr(米)との4団体統一戦が締結間近と言われたが、今回もひとまず見送りになった。米国の複数のメディアが伝えた。

 スペンスとクロフォードは2020年から21年にかけ交渉が進展していたが、結局、試合は成立しなかった。その後クロフォードが元王者ショーン・ポーター(米)を下した後、長年彼をプロモートしたトップランクとの契約が満了しフリーエージェントを宣言。今年4月、2団体統一王者だったスペンスがヨルデニス・ウガス(キューバ)を破ってWBAスーパー王座を吸収。両陣営の間で対戦機運が再燃していた。

 しかし4ヵ月間の交渉はまたしても物別れに終わった。ESPNドットコムに対し、クロフォードは「こちらは大いに乗り気だったけど、スペンス側が真剣に受け取らなかった」と発言。一方スペンスは「交渉は進展し、こちらは契約にサインをしたけれどクロフォード側が約束を遵守しなかった」と反論している。

 相手に抜てきされたアバネスヤン(34)は欧州ウェルター級王者で29勝17KO3敗1分。アルメニア系のロシア人で以前から英国に在住しキャリアを進める。クロフォード(38勝29KO無敗)が防衛戦でTKO勝ちしたエギディウス・カバリアウスカス(リトアニア)に6回ストップ負け後6連勝。いずれもストップ勝ちを飾っている。

 イベントはBLKプライムというストリーミング配信がPPV中継する。クロフォードはキャリア最高の報酬が保証されているという。Photo by SUMIO YAMADA

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