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元2階級制覇王者の天海ツナミが貫禄の10回TKO勝ち WBA女子L・フライ級挑戦者決定戦

2022年12月9日 21時28分

 WBA女子L・フライ級挑戦者決定戦が9日、後楽園ホール「オーバーヒートボクサーズナイト102」のメインで行われ、元世界王者でWBA同級9位の天海ツナミ(山木)が東洋太平洋女子同級王者で同10位の成田佑美(姫路木下)に10回1分50秒TKO勝ちした。

天海(右)はキャリアの差を見せつけた

 WBA・S・フライ級、WBO・L・フライ級と世界王座に2度就いている38歳のベテラン天海は世界王座から陥落した21年7月以来、1年半ぶりのリング。成田も東洋太平洋王座を獲得した昨年8月以来の試合で、WBA・L・フライ級の挑戦権を争った。

 成田が積極的な立ち上がりを見せたが、天海は上体の動きと脚を使って成田のパンチを外し、タイミングをずらしてジャブ、右ストレートを打ち込んでいった。天海が技術の差を見せ始めたかに見えたが、成田は3回に右を2発決めて食い下がった。

 中盤に入ると天海が打ち終わりに右ストレート、左フックをよく合わせるようになる。成田の鋭い右が入るシーンもあるが、天海がペースを握って試合が進んだ。成田は終盤、巻き返そうと攻勢を強めたものの、天海が持ち前のディフェンス技術を見せつけて有効打を許さない。運動量の落ちない天海は最終回、左フックを次々に決め、終了間際に右が決まったところで主審が試合を止めた。

「まだまだ世界を目指す」と天海

 天海は19勝13KO10敗1分(JBC未公認時代を含まない)。「ここからがスタートだと思っている。世界で戦えるようにがんばる」とファンにアピールした。成田は6勝1KO5敗3分。WBA女子L・フライ級はスーパー王者がジェシカ・プラタ(メキシコ)、休養王者がマリア・バウティスタ(メキシコ)。この両者に対戦話があり、その勝者と対戦するというのが陣営の描くシナリオだ。

 なお、セミに予定されていた長尾朋範(フラッシュ赤羽)と堀川龍(三迫)による50キロ契約8回戦は、堀川の体調不良による棄権のため中止となった。長尾は同門の日本ライト級4位、ジロリアン陸と2分3ラウンドのスパーリングを披露した。

◇ライト級6回戦
福森翔太(フラッシュ赤羽)[引き分け(37-37×3)]阪本大樹(T&T)
 サウスポーの福森が距離を取ってジャブ、左ストレートを打ち込み、阪本がガードを固めて前に出るボクシング。なかなか手の出ない阪本は2回終盤、右を決めると3回はさらにプレスをかけ、左右のボディ、右ストレートで福森に迫った。

 4回、近距離の攻防が増える中、福森はよく手を出して阪本の思うようにはさせなかった。しかし、偶然のバッティングで左目上から出血した福森は疲れを見せ始め、5、6回はもみ合いの多い乱戦に。クリンチ際でもしつこく手を出した阪本が押し気味にフィニッシュした。大阪商業大出身の福森は初勝利ならず1敗1分。阪本は4勝2KO2分。

◇S・フェザー級4回戦
下村佳輝(三迫)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]原口秀司(山木)

◇バンタム級4回戦
藤沼樹生(フラッシュ赤羽)[TKO3回42秒]梅澤伴樹(ラウンドBS)

◇S・バンタム級4回戦
谷川生馬(厚木ワタナベ)[TKO3回56秒]平井秀斗(レイスポーツ)

◇58.0キロ4回戦
服部翔太(フラッシュ赤羽)[3-0(40-36×2、39-37)]松本将悟(レイスポーツ)

◇56.5キロ4回戦
古場翔馬(フラッシュ赤羽)[TKO2回2分34秒]福田圭吾(ワールド日立)

◇ライト級4回戦
橋本舞孔(新日本木村)[TKO3回1分52秒]竹内拓馬(レイスポーツ)

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