2014年3月17日月曜日

高山が鈴木に辛勝、日本ウェルター級V3

 日本ウェルター級タイトルマッチが17日、後楽園ホールで行われ、王者の高山樹延(角海老宝石)が指名挑戦者の鈴木哲也(六島)を3-0判定で下し、3度目の防衛に成功した。スコアは3者とも96-94。鈴木は2階級制覇ならず。

高山が鈴木に辛勝、日本ウェルター級V3(ボクシングニュース)

荒っぽいファイトで勝利を手繰り寄せた高山(右)

 前に出てプレッシャーをかける高山と、動きながらカウンターを狙う元日本・OPBFミドル級王者のサウスポー鈴木。高山がロープに鈴木を詰めて連打を見舞う場面を作れば、鈴木も左のカウンターをよくヒットさせ、ともに譲らない展開となった。

 5回を終わっての採点は49-46が2者、残りが48-47でいずれもチャンピオンのリード。カウンターがポイントに結び付かなかった鈴木は後半から前に出た。6回、高山がボディアッパーで鈴木の足を止めると、亀になった鈴木にラッシュ。しかしこのピンチをしのいだ鈴木は逆に左を効かせるなど、後半は激しい打ち合いが繰り広げられた。

 8回は高山がまたしても鈴木をロープに詰めて猛攻。鈴木は最終回にアッパーを決めるなど疲れの見える高山を攻めたてた。鈴木はロープを背負う場面が多かったが、パンチの精度では高山に劣っていなかった。高山は20勝7KO1敗。鈴木は29勝17KO12敗。

十二村(左)は再起戦をTKO勝利

◇S・ウェルター級8回戦
十二村喜久(角海老宝石)[TKO4回1分30秒]ワントーン・シットサイトーン(タイ)
 日本S・ウェルター級5位の十二村が小柄なワントーンに初回から襲い掛かった。2回からはボディブローでダメージを与え、4回に右ストレートでフィニッシュ。十二村は昨年11月、湯場忠志(都城レオS)に敗れた日本タイトルマッチ以来の再起戦に勝利した。

◇56.5kg8回戦
青木幸治(角海老宝石)[TKO3回34秒]平山悦久(ワタナベ)
 日本S・バンタム級12位の青木が初回にダウンを奪う滑り出し。その後も試合をコントロールし、3回にワンツーからか返しの左フック、左右のボディブローとスムーズにつなげ、平山が大きく後退したところでストップとなった。

◇58kg8回戦
関豪介(角海老宝石)[負傷判定6回2分19秒3-0(59-57、59-56、60-65)]藤沢一成(レパード玉熊)
 日本フェザー級9位のサウスポー関が得意の馬力を生かしたボクシングを展開。藤沢は右ストレートをよくヒットさせたが、関の手数と圧力が上回った。関が5回に負った傷が原因で6回ストップ。関は15勝3KO2分とし無敗をキープ。来月37歳となる藤沢はラストマッチとなった。

◇バンタム級8回戦
中川勇太(角海老宝石)[TKO6回13秒]田部井要(宮田)