八重樫東 3階級制覇へ、クラス下げてもパワー維持
2014年12月20日 19時09分
2014年12月20日 18時56分
アルゼンチンのメンドサ地方サンマルティンで19日(日本時間20日)行われたWBA世界フライ級“レギュラー”王座タイトルマッチは王者フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)が指名挑戦者で暫定王者のヨドモンコン・ウォーセンティップ(タイ)に5回1分40秒TKO勝ち。暫定王者時代から合わせ8度目の防衛を果たした。
試合はスリリング。2回、ヨドモンコンの右カウンターを食らったレベコがダウン。3回、身長、リーチで勝るタイ人がワイルドな左右を決めれば、4回にはレベコがボディーブローでダメージを与える。5回、レベコの右ボディーでヨドモンコンはヒザをつく。続行に応じた挑戦者だが、レベコの追撃連打でロープに詰まり、主審がストップをコールした。
レベコ(31)は35勝19KO1敗。このクラスのWBA王者にはフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が統一チャンピオンとして君臨する。昨年から江藤光喜(白井・具志堅S=現OPBF王者)、粉川拓也(宮田)と日本勢を退けてアルゼンチンに乗り込んだヨドモンコン(23)は善戦及ばず34勝20KO3敗。
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