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2015年3月15日日曜日

統一王者コバレフ、パスカルに8回TKO勝ち

 14日(日本時間15日)カナダのモントリオール、ベル・センターで行われた世界L・ヘビー級タイトルマッチは、王者セルゲイ“クラッシャー”コバレフ(ロシア)が元WBC同級王者ジャン・パスカル(ハイチ=カナダ)に8回1分3秒TKO勝ち。コバレフはWBAスーパー、IBF、WBOのタイトル防衛に成功した。

 コバレフはジャブ、ワンツーを主体に初回からパスカルに迫った。パスカルはダッキングをうまく使って王者のミスブローを誘ったが、3回にコバレフの左、そして右ストレートを食らうと、上体がロープの間からはみ出る。主審はダウンを宣告した。

 チャンピオンは4回にフィニッシュを狙うが、地元の声援を受けるパスカルが右を決めて反撃。パスカルは5回にもコバレフの打ち終わりに右を合わせ、さらに連打を見舞って満員の会場を大いに盛り上げた。

 ややペースダウンしたかに見えたコバレフは7回終了間際に左を打ち込んでパスカルにダメージを与えると8回に一気に勝負に出た。左フックをパスカルに叩き込み、右をフォローしたところでスリップ。試合が一瞬中断されたが、パスカルのダメージは深刻だった。再開直後、力なくコーナーに立つパスカルに、コバレフが右を2発打ち込んだところで、ルイス・パボン主審が試合を止めた。

 昨年11月、バーナード・ホプキンス(米)を下して3団体統一王者となったコバレフは27勝24KO1分無敗。WBOタイトルは5度目、WBAとIBFは初防衛に成功した。世界王者返り咲きに失敗したパスカルは29勝17KO3敗1分。

 同じリングで行われたIBFヘビー級1位決定戦は、2位ヤチェスラフ・グラズコフ(ウクライナ)が4位スティーブ・カニンガム(米)に3-0判定勝ち。スコアは116-112×2、115-113。グラズコフは20勝12勝1分でいまだ無敗。Photo/BoxingScene.com