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胡朋宏が7回TKO勝ち、松永はランカー成田に勝利

2015年5月7日 21時48分

 第94回ダイナマイトパンチが7日、東京・後楽園ホールで開催され、メインのミドル級8回戦は元同級日本王者の胡朋宏(横浜光)が元ランカーの福山和徹(冷研鶴崎)に7回1分34秒TKO勝ちした。セミで予定されていた日本S・バンタム級9位の臼井欽士郎(横浜光)と佐藤鋼太(協栄)の試合は、臼井の棄権で中止。佐藤が世界ランカーの赤穂亮(横浜光)とスパーリングを行った。

胡朋宏が7回TKO勝ち(ボクシングニュース)
7回フィニッシュに持ち込む胡(右)

 福山はパワフルな胡との打ち合いを避け、左右に動くボクシング。胡は3回にピッチを上げ、重量感のあるボディ攻撃などで福山を追い込もうとした。しかし福山は4回に反撃開始。右アッパー、ジャブを的確に浴びせると、胡は左まぶたをカットした。雲行きの怪しくなった胡だが、6回にボディブローを効かせて福山が失速。7回に連打で福原がキャンバスにひざをつき、続く場面で胡がフィニッシュした。胡は14勝14KO4敗。福山は9勝2KO7敗。

 また、メインの前で佐藤とのスパーリングを終えた赤穂は「次が世界タイトルマッチになると思う。海外になるか、日本になるか。海外でも勝つだけです」とファンにあいさつ。赤穂はWBOバンタム級1位につけており、現在WBO王座は空位となっている。

ジャブで攻め込むサウスポーの田之岡(右)

◇53.0キロ8回戦
田之岡条(小熊)[3-0(78-74×3)]永安潤之介(川島)
 日本フライ級13位のサウスポー田之岡が持ち前のスピードを披露。よく動いて永安に的を絞らせず、ジャブやカウンターの左をヒットさせた。永安は3回に右を打ち込んで好機を作るが、田之岡は4回から再びアウトボクシングを機能させて勝利。田之岡は11勝2敗3分。永安は13勝3KO11敗2分。

◇S・ウェルター級6回戦
松永宏信(横浜光)[3-0(59-56、60-55×2)]成田永生(八王子中屋)
 昨年の東日本ウェルター級新人王の松永と、同じく全日本ミドル級新人王で現日本S・ウェルター級6位の成田が対戦。サウスポーの松永は序盤からよく動き左ストレート、右フックをタイミングよくヒットさせた。体格で勝る成田はプレスをかけて松永に迫ったが、最後までつかまえることはできなかった。松永は7勝3KO1敗。成田は9勝4KO2敗。

◇フェザー級6回戦
鈴木貴彦(横浜光)[2-1(58-57×2、57-58)]村田宗一郎(セレス)

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