“ボクシングのメッカ”ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン（MSG）で10月17日挙行されるミドル級統一戦、WBA“スーパー”王者ゲンナジー“GGG”ゴロフキン（カザフスタン）対IBF王者デビッド・レミュー（カナダ）のプレゼンテーションが18日（日本時間19日）ニューヨークでスタート。街の象徴エンパイア・ステート・ビルディングで写真撮影が行われるなど、対決ムードを盛り上げた。以下は両者の会見のコメント。

ゴロフキン「マイ・チーム、K2プロモーション、HBO、ゴールデンボーイに感謝します。この試合はボクシングにおける一つの歴史を刻むでしょう。MSGは私に親切で、同時にキャリアを充実させ、すばらしい歴史を作り上げることを手助けしてくれます。試合に関していろいろな噂が飛び交っているようですが、10月17日は素晴らしいショーを約束します。ファンがこのイベントにやって来ることを心から歓迎してやみません」

レミュー「ここ“ボクシングのメッカ”に登場できることをものすごく誇りに思います。2人のエキサイティングな選手がリアルなファイトを提供するのですから、すでに前売りチケットはMSGにおけるボクシングの販売記録を破りました。私はいくつかの改良をして統一ミドル級チャンピオンになってみせます。ゴロフキンのことはグレートな選手としてリスペクトしていますが、よき友達、引立て役になるためにここにいるのではありません。10月17日、私は歴史を作ります」

　数日前の時点でチケットが1万1000枚販売されたと主催者。プレゼンは明日モントリオール、明後日ロサンゼルスをサーキットする。Photo/GBP