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ボクシング・ルネサンス、イサオ加藤が初防衛

2015年9月4日 20時29分

 メキシコでプロモーター兼トレーナーとして活躍する古川久俊氏の興行「ボクシング・ルネサンス」が3日(日本時間4日)、メキシコシティのファロ・サンアンヘルで開かれ、アマ2試合、プロ6試合が行われた。

ラテンアメリカ王座初防衛の加藤(右)

 プロ第1試合では、往年のKOキング、カルロス・サラテの愛弟子アブラン・フアレスがデビュー、やはりデビュー戦のエドガル・メヒアと開始ゴング直後から激しい打ち合い、エドガルのパンチでぐらつく場面もあったが、師匠譲りのレバーブロー1発で1回KO勝ち。師弟はリング上で固く抱き合った。

 メインはWBCラテンアメリカS・バンタム級王者の日系3世ファイター、イサオ・加藤・カランサの初防衛戦。挑戦者のアサエル・パサス・ゴンザレスと初回から激しい打ち合い。スピードに勝るイサオが有利と思われていたが、ド根性ファイターと言えるパサスの逆襲を浴び、ピンチとチャンスが交互に来る予想外の展開に。両者、死力を尽くしての打ち合いは三者三様の引き分けに終わり、イサオがからくもタイトル初防衛に成功した。

 激闘を物語るように、試合後の両者の顔は腫れあがり、満員の観客は両者に惜しみない拍手を送っていた。

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