2016年1月24日日曜日

ガルシアがゲレロに判定勝ち、メイの王座継承

 ロサンゼルスのステープルズ・センターで23日(日本時間24日)行われたWBC世界ウェルター級王座決定戦は、元S・ライト級統一王者ダニー“スウィフト”ガルシア(米=WBC2位、写真左)がWBC6位ロバート“ゴースト”ゲレロ(米、写真右)を12回判定で下し、2階級制覇を達成するとともに偉大なフロイド・メイウェザー(米)が保持したベルトを受け継いだ。

 メイウェザーがリングサイドで観戦する中、予想どおりサウスポーのゲレロが重厚なプレスをかけ、ガルシアが迎撃する展開で試合は進行。4回、いきなりゲレロが襲いかかりコーナーで防戦を強いられたガルシアだが、ニックネームどおり素早いパンチを上下に叩き込み優勢。6回、突進するゲレロに右カウンターが何度もクリーンヒットし明白なリードを保つ。

 中盤もガルシアはこれまでのベストファイト、ルーカス・マティセー戦を彷彿させる秀逸なアウトボクシングを披露。ゲレロも前進を止めず食い下がるが、敏捷な相手を捕まえることができない。アゴの頑丈さで持ち堪えたゲレロは最終12回、懸命に肉迫して意地を見せたが逆転はならず。スコアカードは3ジャッジとも116-112でガルシアが支持された。

サミー・バスケスJr(米)[TKO6回終了]アーロン・マルティネス(メキシコ=米)
 同じWBCウェルター級の挑戦者決定戦の一環として行われた12回戦は、バスケスがスピードを生かし終始優勢。6回が終了すると左ヒジを痛めたマルティネスが棄権した。バスケスは21勝15KO無敗。

ドミニック・ブラゼール(米)[TKO5回終了]アミール・マンソール(米)
 ヘビー級戦はサウスポーのマンソールが体格差をモノともせず攻勢。3回には右でダウンを奪い番狂わせを予感させた。しかし5回の攻防でロンドン五輪代表ブラゼールのパンチが襲撃。インターバルでマンソールは「アゴがおかしくなった」と呆気なくリタイア。ブラゼールは17勝15KO無敗。Photo/PBC