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ブローナー計量失格で王座はく奪、再計量せず

2016年4月1日 10時28分

 1日(日本時間2日)米ワシントンD.C.のD.C.アモーリで行われるWBA世界S・ライト級スーパー王座戦の計量が31日、現地で行われ、王者エイドリアン“ザ・プロブレム”ブローナー(米)がリミットの140ポンドを0.4ポンド(181グラム)クリアできずに計量失格。タイトルはく奪となった。試合は空位の王座を争う形で行われ、140ポンドで計量に合格した挑戦者8位アシュレイ・シオフェン(英)が勝利するとシオフェンが王者に、ブローナーが勝つと王座は空位となる。

問題児ブローナー、何を考えているのか…

 試合を主催するメイウェザー・プロモーションのレオナード・エレルベCEOは「若いボクサーは自分たちの仕事の重要性についてもっと理解しなければならない。これはプロフェッショナルの仕事ではない」と怒り心頭。ブローナーは2時間の猶予を与えられながら、わずか181グラムを落とそうとせず、再計量をしなかった。ブローナーには罰金が科せられるが、金額は明らかになっていない。

 ブローナーは2012年7月、S・フェザー級王座防衛戦の際にも3.5ポンド・オーバーで計量に失格し、タイトルをはく奪された前科がある。このときも今回と同じ条件で試合が行われ、ブローナーはビンセント・エスコベド(米)に5回TKO勝ちを収めた。

 ブローナーは1月21日、地元オハイオ州で強盗を働いたとして逮捕された。ESPNによると、ブローナーはこの日、賭けボウリングをしてトラブルとなり、ボウリング場の外で男性に暴行を加えて1万2000ドル(約134万円)を奪った、とされている。このような状況の中、試合を管轄するDCコミッションは、ブローナーが試合後に出頭することを条件に試合への出場を許可した。Photo/PBC

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