2016年4月12日火曜日

松本晋太郎がOPBF・SM級新王者、村中優6回TKO勝ち

 OPBF・S・ミドル級タイトルマッチが12日、後楽園ホールで行われ、同級3位の松本晋太郎(ヨネクラ)が王者の清田祐三(フラッシュ赤羽)に9回1分1秒負傷判定勝ち。3度目のチャレンジで悲願のタイトルを獲得した。清田は4度目の防衛に失敗。計量失格により1年ぶりのリングとなった前日本フライ級王者の村中は復帰戦に勝利した。

 両者はこれが3度目の対決。この日は2012年と13年にいずれもTKOで敗れている松本が奮闘した。2回に右ストレートでIBF同級12位にランクされる清田の動きを止め、その後もよく動きながらジャブで試合を作り、4回を終わって39-37×3でリードした。

 清田は中盤に入って圧力を強め、ボディ攻撃などで巻き返しを図るが、松本も7回にきれいに右ストレートを決めるなど負けていない。8回も松本が左フックを決め、8回終了時の採点で2-0(77-75、78-74、76-76)となおリードを保った。

 迎えた9回、7回に偶然のバッティングで負傷した松本の右側頭部が試合続行不可能と判断されストップとなった。スコアは3-0(87-85、88-84、86-85)。悲願のタイトル獲得となった元アマ全日本王者の松本は13勝9KO4敗。13年の世界挑戦以来の黒星となった清田は29勝27KO5敗1分。「ここから立て直す気力はない。もう結果も出たし」と引退をほのめかした。

◇53.0キロ8回戦
村中優(フラッシュ赤羽)[TKO6回1分23秒]石橋俊(仲里)
 序盤は石橋がしつこくジャブを突き、ボディブローも決めて健闘。IBFフライ級11位、WBO15位の村中は被弾が多く、雑な印象を与えたが、3回からコンビネーションを決め始め、4回にはかなりのパンチを石橋に打ち込んだ。それでも手を出し続ける石橋に手こずる村中だったが、6回にワンツーを決め、再びパンチをまとめてストップ勝ちした。「久々のリングで気持ち良くて力んでしまった」という村中は23勝8KO2敗1分。最後まで闘志を見せた石橋は10勝4KO19敗1分。

◇フェザー級8回戦
大橋健典(角海老宝石)[TKO8回2分14秒]渡邉義友(レイS)
 ここ3試合勝利のなかった大橋が、持ち前のパワーを発揮。力強いパンチを上下に打ち分けて前半戦を優勢に進めた。元OPBFランカーの渡邉はスピードが武器だが、9ヵ月ぶりの試合とあってか、この日は足があまり動かない。大橋は4回終了間際に右を決めて渡邉をふらつかせた。大橋は6回に渡邉の左ボディブローを浴びて失速したが、ここを踏ん張り、8回に右アッパーを決めてKTO価値を呼び込んだ。大橋は12勝8KO4敗2分。渡邉は8勝6KO2敗。