2016年4月14日木曜日

小原佳太が初回KO勝ち、今夏の世界挑戦に前進

 IBF世界S・ライト級3位につけ、王者エドゥアルト・トロヤノフスキー(ロシア)への挑戦を確実にしている小原佳太(三迫)が14日、後楽園ホールのリングに登場。“世界前哨戦”となる65.0キロ契約8回戦で、ペッダム・トーパランイーシップサーム(タイ)に1回2分31秒TKO勝ちした。

 世界前哨戦に臨んだ小原は「出し惜しみはしない」の言葉通り、初回から積極的に攻めた。ひと回り小柄はペッダムは防御を固めたが、ボディブローやアッパーで崩して、最後は右を一閃。倒れたペッダムは起き上がれず、担架で運ばれた。

 勝利の小原は「みなさんのおかげで今年の夏、世界に挑戦します。IBFのチャンピオンは全勝で、KO率も高いですが(24勝21KO無敗)、しっかりベルトをもって帰ってきます」とリング上からファンに世界挑戦を報告した。世界戦に向けて5月末からアメリカ合宿を行う予定。戦績は16勝15KO1敗1分。

◇バンタム級8回戦
中野敬太(KG大和)[引き分け1-1(77-77、77-76、74-78)]澤田京介(JB SPORTS)
 ここ2試合勝ちから見放されている日本バンタム級11位の中野と、昨年9月の試合でランカーの中川とん虎(角海老宝石)に勝利してランキング入りしながら、押し出される形で現在ノーランクの澤田が対戦。序盤が澤田が右や左フックをヒットさせ優勢に見えたが、中盤以降は中野が圧力をかけてボディ攻めとアッパーで澤田を攻めた。両者ともに抜け出すことができずドロー。中野は13勝4KO10敗5分。澤田は4勝2KO2敗1分。

◇ミニマム級6回戦
小浦翼(E&Jカシアス)[TKO4回2分45秒]ヤイ・プーケットトップチーム(タイ)
 昨年の全日本ミニマム級新人王で現日本7位の小浦の相手ヤイは身体が柔らかく、スピードもまずまず。1、2回とミスブローもあった小浦だが、3回にワンツーでダウンを奪い、4回に連打と左ボディブローで2度のダウンを奪いフィニッシュした。小浦はデビューから7連勝(4KO)。