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2016年4月27日水曜日

内山高志まさかの2回KO負け、連続防衛11で途切れる

 WBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が27日、大田区総合体育館で行われたトリプル世界タイトルマッチのメインイベントに登場。挑戦者1位(暫定王者)のジェスレル・コラレス(パナマ)にまさかの2回KO負けを喫し、12度目の防衛に失敗した。

 36歳の内山が12度目の防衛戦で落とし穴に落ちた。サウスポーのコラレスは公開練習で見せた通り、運動能力が高く、スピードがあった。初回から素早い左ストレート、左右のフックをラフに振り回し、内山はやりにくそうな印象だ。そして左フックが内山の顔面をとらえると、場内には嫌なムードが充満する。クライマックスは2回に早くも訪れた。

 攻めるコラレスの左がカウンターとなって内山の顔面にヒットし、V11王者がばったりとキャンバスに崩れ落ちた。ダメージは深刻で、このまま立ち上がれないかと思われるほどだったが、ここは何とか立ち上がった。しかし、試合が再開されると再び連打を食らい、これはもつれるようにしてダウン。WBAはスリーノックダウン制。内山は立ち上がったものの絶体絶命のピンチだ。

 ここから内山はクリンチをしたり、足を使ったりしていくらか回復したように見えたが、最後は再び左を食らってロープ際に崩れ落ちた。ただあ然とするしかない観客の前で、コラレス陣営が喜びを爆発させた。プロ初黒星を喫し、6年3か月に及んだ長期政権が崩壊した内山は24勝20KO1敗1分。「1ラウンドに受けに回って、取り返しにいこうと思ったとことでいいのをもらった。実力の世界だからしょうがない」とコメント。スーパー王者に勝利のコラレスは20勝8KO1敗1無効試合。