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フューリーがやりたい放題、クリチコ戦発表会見

2016年4月28日 13時44分

 英国マンチェスターのマンチェスター・アリーナで7月9日に開催される、WBAスーパー&WBO世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)vs前統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の記者会見が27日、現地で行われた。

いつも通りふざけたフューリー(左)とクリチコ

 これまでバットマンの衣装を着て記者会見に登場するなど傍若無人な振る舞いをしてきたフューリーがこの日も飛ばしまくった。太っているという指摘を受けて、上半身裸になり、「お前はこの太った男に勝てない」と腹をさすりながら前統一王者を挑発。さらには「オレはボクシングが好きじゃないし、ボクサーらしい生活なんかしたくない。チョコレートを食べながら子どもとテレビを見ているほうがいい。ただ、ボクシングが得意で金が稼げるからやっているだけだ」と言い放った。

 数々の挑発を受けてもクリチコはいつも通りクールだったが、フューリーの女性と同性愛者を侮辱した過去の発言を厳しく批判。試合に関しては「前回は私のポテンシャルをすべて見せることができなかった。フィジカルは良かったが、メンタルがダメだった。ミスをしたことは認めよう。ただし7月9日は違う。リベンジできることを楽しみにしている」と言い切った。

 昨年11月にドイツで行われた第1戦は、大方の予想を覆して世界初挑戦のフューリーがクリチコを判定で下すアップセットを完遂。12年近く負けていなかったクリチコがまさかの屈辱を味わった。40歳のクリチコにとって今回のダイレクトリマッチは名誉挽回の最初で最後のチャンス。フューリーの口を封じるには試合で勝つしかない。Photo/BoxingScene.com

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