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元世界王者リボリオ・ソリス、五輪最終予選に参戦

2016年6月24日 12時54分

 ベネズエラからの情報によると、元WBA世界S・フライ級王者で、今年3月に大差負けだったもののWBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)から2度ダウンを奪ったリボリオ・ソリス(ベネズエラ=写真)がリオデジャネイロ五輪に参加を希望している。ソリス(34)は7月、同国のバルガスで開催されるリオ五輪最終予選に出場することを明言した。

「母国を代表する道が開けてとても満足している。ベネズエラに歓喜をもたらしたい。クラスは56キロ級(アマチュアではバンタム級)」とすでに金メダルを獲得したように話すソリスだが、同時に気を引き締めている。

「アマチュアでオリンピックを目指す選手はエリートたち。相当に運動能力が高く、いいスタイルを持った相手と対戦しなければならない。もうプロのスタイルに慣れているから対応が難しいかもしれない。でもいい結果が出ると信じている」(ソリス)

 ベネズエラ・ボクシング連盟のフラン・ロペス・ディレクターもサポートを約束する。「WBAは(リオ五輪に出場しても)いっさいサスペンドしないと公約する。リボリオのオリンピック出場に障害はない。戻ってきたら、またプロで世界を目指せばいい。彼のキャリアに影響を及ぼすことはない。ベネズエラの栄光のために頑張ってもらいたい」

 ベネズエラではソリスだけでなく、WBAミドル級暫定王者アルフォンソ・ブランコも五輪出場を希望。国際ボクシング協会が五輪のプロ選手解禁を打ち出して以降、WBCとIBFはプロ選手が五輪に参加した場合は罰則を与えるとアナウンスし、多くのプロ選手が五輪予選への参加を見送っている。ソリスらの五輪予選での活躍に注目だ。

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