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和氣慎吾が初回先制攻撃も、7.20IBF世界王座決定戦

2016年6月28日 16時58分

 7月20日エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催のダブル世界タイトルマッチで、IBF世界S・バンタム級王座決定戦に臨む同級1位の和氣慎吾(古口)が28日、都内の協栄ジムで練習を公開した。

スパー後に報道陣の質問に答える和氣と古口会長

 和氣は20日からフィリピン人バートナー2人を招いて本格的なスパーリングを敢行。既に12ラウンドのスパーもこなしているサウスポーは、この日は同国S・フライ級王者ジョナス・スルタンとのスパーで軽快な動きを報道陣に披露した。

 和氣によると、ここまでの調整は順調にきているようで、相手のサイドの入る動きなどを徹底して鍛えてきたという。対戦相手の同級2位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)は21勝21KO無敗の戦績の持ち主だが、和氣は「ガツガツ前に出てはこないのでジャブを打って先手を取っていきたい。自分のスピード、距離感を生かしてポイントを取り、チャンスがあれば倒したい」と試合をシミュレートした。

 参謀役の古口哲会長は「(グスマンの)全KOは怖いけど、穴もあるのでしっかりポイントを取っていきたい」とした上で「相手はアジアで試合をするのが初めてで、サウスポーも苦手にしていると思う。初回にバッと出ていくことも考えている」とジェスレル・コラレス(パナマ)が内山高志(ワタナベ)を下したような先制攻撃を仕掛けるプランも明かした。

 試合当日には故郷の岡山と、東京から大応援団が大阪にかけつける予定。試合はTBS系列で全国放送され、、WBA世界フライ級王者の井岡一翔(井岡)が挑戦者キービン・ララ(ニカラグア)を迎えるV4戦がメインイベントになっている。

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