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クアドラスがロマゴン挑発、トークバトル展開

2016年6月30日 15時51分

 WBCがメキシコシティで毎週開催している地元メディアとの懇親会にWBC世界フライ級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア=写真右)が29日(日本時間30日)出席。対戦が噂されるWBC世界S・フライ級王者カルロス“エル・プリンシペ”クアドラス(メキシコ=写真左)と携帯を通じて激しく言葉を交わした。スペイン語サイト、ノティファイトなどが報じた。

“口撃”の口火を切ったのは現在、ルディ・エルナンデス・トレーナーの下、ロサンゼルスでトレーニング中のクアドラス。懇親会に出席した父ロサリオさんの携帯電話を通じて「こちらはリングに立つコンディションができている。いつまで待てばいいんだ。あなたは4つ目のタイトルがほしい。あなたは卓越したボクサーで、我々は同じ帝拳チームに所属している。あなたと戦うのはとても誇りだ」(クアドアス)

 これに対してゴンサレスは「カルロスが望むことはまだ何も決定していない。契約もスケジュールも何もない。私も練習に入っており、特に4つ目にはこだわっておらず、まだ112ポンド(フライ級)の防衛戦が可能だ。私はサポートを受けるチームの判断で行動する」と回答。そしてWBA&WBOフライ級統一王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との統一戦の可能性があることを明かした。

 この発言にクアドラスは「あなたは彼(エストラーダ)のことは忘れるべきだ。もう彼には一度勝ってるじゃないか。唯一、私があなたの関心を引く男だ」とやり返した。これにゴンサレスは「私たちが戦えば、私が他の相手と対戦して出る結果と同じものになる。ただ、あなたをKOするだけでなく、ゆっくりとクラッシュしてやる」と即答。負けじとクアドラスは「それをどうやって実行するんだ? あなたのパンチでは私を捕まえることができない」と返した。

 ゴンサレスは最新の防衛戦(マックウィリアムズ・アローヨ)のあとフライ級に留まる発言したが、今回のクアドラスの挑発で因縁ができた雰囲気。両者の対戦にはHBOが関心を示していると伝えられ、いずれは雌雄を決する時期が訪れるかもしれない。

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