2016年7月17日日曜日

WBA・SM級正規王座戦、デ・カロリスがドロー防衛

 現地時間16日ドイツ・ベルリンのマックス・シュメリング・ホールで挙行されたWBA世界S・ミドル級“レギュラー”王座タイトルマッチは王者ジョバンニ・デ・カロリス(イタリア)と挑戦者13位タイロン・ジーゲ(ドイツ)が12ラウンド、マジョリティー・ドローに終わった。カロリスは3月、同じくこのクラスの新鋭ビンセント・フィーゲンバッツ(ドイツ)をストップして獲得した王座のV1に成功した。

 両者の勝利への執念がぶつかり好試合となった。現WBA・L・ヘビー級“レギュラー”王者ユルゲン・ブリーマー(ドイツ)にコーチされるジーゲが序盤、積極的に仕掛ける。これをカロリスはジャブとディフェンス・テクニックで凌ぐと、中盤はボディー打ちなどでリードする。10回、攻勢をかけるイタリア人の前に挑戦者は左肩を負傷(脱臼の可能性あり)。しかしラスト2回、懸命にチャージして終了ゴングを聞いた。スコアは115-114(ジーゲ)、114-114×2の引き分けとなった。

 イタリア唯一の世界王者デ・カロリス(31)は24勝12KO6敗1分。ジーゲ(24)は18勝10KO1分無敗。このクラスの“スーパー”王者はフェリックス・シュトゥルム(ドイツ)。

 同じリングでは4月ラスベガスでヒルベルト・ラミレス(メキシコ)に王座を受け渡した前WBO世界S・ミドル級王者アルツール・アブラハム(アルメニア=ドイツ、現6位)がティム・ロビン・リハーグ(ドイツ=WBO15位)に8回TKO勝ちで再起した。